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イエローストーンのオオカミ

放たれた14頭の奇跡の物語

著:リック・マッキンタイア
訳:大沢章子
著:ロバート・レッドフォード

紙版

内容紹介

1995年、14頭のオオカミが自然に放たれた。
増えすぎた草食動物により荒れ果てたイエローストーン公園の生態系。豊かな自然を取り戻すべく、カナダから頂点捕食者のオオカミが連れてこられた。彼らはそこで群れをつくり、家族と生き、敵と戦い、そして死んでいった。「20世紀最大の実験」と呼ばれたオオカミ再導入計画の様子を、ベテラン・ウルフ・ウォッチャーが生涯をかけて記録したノンフィクション。

序文は俳優・映画監督としても著名なロバート・レッドフォードが執筆。

目次

序文 ロバート・レッドフォード
プロローグ
第1章 オオカミ解説者になる
第2章 オオカミがイエローストーンにやってきた
第3章 はじめて見たオオカミ
第4章 小さなオオカミと大きなハイイログマ
第5章 二つの囲い地
第6章 ローズクリーク・パックの新たなオスリーダー
第7章 ドルイド・ピーク・パックがやってきた
第8章 新たな群れの誕生
第9章 8の新しい家族
第10章 スルー・クリークの戦い
第11章 子オオカミたちの遊び
第12章 オオカミの共感力
第13章 オオカミの子育て
第14章 イエローストーンのロミオとジュリエット
第15章 21と42の出会い
第16章 イエローストーンの新たな時代
第17章 オオカミの性格
第18章 チーフ・ジョセフ・パック
第19章 オオカミの家庭
第20章 一九九九年の春
第21章 オオカミの巣穴の日常
第22章 オオカミとハイイログマ
第23章 頑固な子オオカミ
第24章 ドルイドの一歳児の旅立ち
第25章 イエローストーンで過ごすはじめての冬
第26章 イエローストーンの一二月
第27章 スペシメン・リッジの戦い
エピローグ

著者略歴

著:リック・マッキンタイア
40年以上にわたり国立公園局に勤務し、オオカミの行動観察研究を行なう。そのかたわら、オオカミに関する講演会や、公園を訪れた観光客への解説を行ない、一般の人々を啓蒙してきた。2018年に公園局を退職し、「イエローストーンのオオカミ」シリーズの執筆に専念しているが、雨の日も晴れの日も、日々イエローストーンでオオカミの観察を続けている。モンタナ州シルバー・ゲート在住。
訳:大沢章子
翻訳家。訳書に、R・M・サポルスキー『サルなりに思い出す事など』(みすず書房)、パトリック・スヴェンソン『ウナギが故郷に帰るとき』(新潮社)、ロジャー・パルバース『ぼくがアメリカ人をやめたワケ』(集英社インターナショナル)、スティーブン・レ『食と健康の一億年史』(亜紀書房)などがある。
著:ロバート・レッドフォード
アメリカ合衆国の俳優、映画監督。

ISBN:9784826902496
出版社:白揚社
判型:4-6
ページ数:376ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2023年09月
発売日:2023年09月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSVM