★良好な人間関係と組織の高い成果を両立して経営理念を実現する具体的な施策やリーダーの成長事例を紹介★
良好な人間関係と組織の高い成果の両立。それこそが、接骨院や高齢者介護の現場において、これからのチームづくりに求められるテーマです。愛知県岡崎市を中心に、介護サービス・鍼灸接骨院を運営する栄光会では、現場の経験知に頼るだけでなく、体系立った研修システムにより、経営理念の浸透と職員の心理的安全性を高めることに取り組んでいます。
現場で最も大切なのは、人と人との関係性、そして専門性です。どちらか一方ではなく、両方が揃ってはじめて、本当に信頼されるサービスが成り立ちます。そして、それを効果的かつ効率的に提供するためには、「人材育成」と「仕組みづくり」が欠かせません。
本書では、栄光会の取り組みから、職員のパフォーマンスを引き出す工夫を探ります。
【主な目次】
第1章 心理的安全性とウェルビーイング
01 介護現場における心理的安全性の必要性
01-1 心理的安全性が注目される背景
01-2 心理的安全性とは
02 心理的安全性が職員のウェルビーイングにおよぼす効果
02-1 ウェルビーイングとは
02-2 介護職にとってのウェルビーイング
02-3 ケアの現場における調査結果
02-4 心理的安全性の高い職場づくり向けて
第2章 栄光会の取り組みから学ぶ
01 栄光会が目指す企業像
01-2 経営理念
01-3 目指す人材像
01-4 目指すチーム像
02 栄光会が大切にしている観点
02-1 従業員満足度と顧客満足度
02-2 幸せの要素
02-3 採用、教育、定着の一貫性
03 経営理念実現のための具体的施策
03-1 新人研修
03-2 管理者候補育成塾
03-3 昇進者研修
03-4 経営計画発表会/社員総会
03-5 1on1面談
03-6 明確なキャリアパス
03-7 働きやすい環境の整備
第3章 リーダーの成長物語
01 居心地のよさを高めることによって離職を減らした鈴木管理者の事例
02 活発なコミュニケーションからチームをつくった小山院長の事例
03 メンバーの個性を活かしてチーム力を最大化した長坂管理者の事例
第4章 リーダーシップ・マネジメントに関するFAQ
01 部下の育成がうまくいかない
02 自分の好きな仕事しかしない
03 仕事の負担に対する不平不満を言う
04 メンバーが事務的に仕事をしている
05 お互いに言いたいことが言えない
06 仕事とプライベートの両立がうまくできないメンバーがいる
07 仕事を抱え込んでしまうメンバーがいる
08 チームをまとめられない