ノンフィクション・シリーズ“人間” 10
愛の永遠を信じたく候
啄木の妻節子
著:澤地 久枝
紙版
内容紹介
石川啄木に愛され、啄木を愛し、そしてその才能をだれよりも早く、だれよりもつよく信じた妻・節子。その節子を描くことで、叙情詩人としてだけではなく、明治の政治の本質と真向かった文学者として、啄木を現在に生き返らせた伝記文学の傑作。
目次
雪の跫音
処女詩集『あこがれ』
つかの間の平安
北海漂泊
〝半独身者〟
女教師 節子
「喜之床」二階
跳梁をはじめるもの
義絶
節子の節操
あいつぐ死
遺された命
文春文庫版のためのあとがき
本シリーズにあたってのあとがき
解説 佐高 信
ISBN:9784822870102
。出版社:七つ森書館
。判型:4-6
。ページ数:296ページ
。定価:2000円(本体)
。発売日:2013年01月25日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。