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懐かしの 心に残る 黄金期の日本映画100選

著:猪俣 勝人

紙版

内容紹介

 敗戦後の民主主義を謳歌する時代から高度経済成長の1960年代、映画は大衆娯楽の中心でした。たくさんの映画がつくられ、日本中の街という街には映画館があって観客があふれていました。映画は娯楽から芸術へと一気に高まっていきます。選び抜かれた100本を解説し、900本を掲載します。
 著者は戦前から活躍した脚本家ですから、リアルタイムで書かれた解説には、新たな発見があるでしょう!

目次

第1部 全盛期の代表作
 わが青春に悔いなし/銀嶺の果て/酔いどれ天使/晩春/
 青い山脈/また♪逢う日まで/帰郷/羅生門/きけわだつみの声/
 カルメン故郷に帰る/風雪二十年/現代人/原爆の子/雨月物語/
 あに・いもうと/ひめゆりの塔/蟹工船/雲ながるる果てに/
 二十四の瞳/七人の侍/浮雲/警察日記/夜の河/ビルマの竪琴/
 太陽の季節/米/明治天皇と日露大戦争/野火/荷車の歌/
 人間の条件/白か黒か/豚と軍艦/不良少年/名もなく貧しく美しく/
 青春残酷物語/キューポラのある街/砂の女/日本列島/
 東京オリンピック/黒い雪/男はつらいよ/心中天の網島/戦争と人間/
 忍ぶ川/恍惚の人

第2部 見逃せない傑作
 大曾根家の朝/安城家の舞踏会/戦争と平和/素晴らしき日曜日/
 手をつなぐ子等/王将/野良犬/暁の脱走/執行猶予/暴力の街/めし/
 偽れる盛装/あゝ青春/愛妻物語/生きる/稲妻/本日休診/真空地帯/
 慟哭/東京物語/煙突の見える場所/黒い潮/晩菊/夫婦善哉/
 野菊の如き君なりき/ここに泉あり/女中ッ子/血槍富士/少年死刑囚/
 真昼の暗黒/純愛物語/喜びも悲しみも幾歳月/幕末太陽伝/楢山節考/
 張込み/裸の大将/キクとイサム/にあんちゃん/黒い画集/裸の島/
 用心棒/切腹/座頭市物語/五番町夕霧楼/にっぽん昆虫記/飢餓海峡/
 人類学入門/人間蒸発/故郷/初恋・地獄篇/濡れた欲情/旅の重さ/
 八月はエロスの匂い/仁義なき戦い/博奕打ち・総長賭博

第3部 記憶に残る名作900本

著者略歴

著:猪俣 勝人
 脚本家・映画監督。1911年、東京に生まれる。1932年、日本大学芸術科卒。1979年、逝去。
 著書に『日本映画名作全史』(戦前編・戦後編・現代編)『世界映画名作全史』(戦前編・戦後編・現代編)、脚本に『現代人』『風雪二十年』他。

ISBN:9784822816599
出版社:七つ森書館
判型:A5
ページ数:272ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2016年08月
発売日:2016年08月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF