子ども部屋のアリス
作:ルイス・キャロル
絵:ジョン・テニエル
訳・解説:安井 泉
紙版
内容紹介
『子ども部屋のアリス』は、ルイス・キャロルが『不思議の国のアリス』を子どもでもわかるように書き直し、新たにカラーイラストをつけた、4つのアリス・シリーズの最終作です。
本書は、公式初版(THE NURSERY "ALICE" second edition, 1890)の原書からテニエルのカラー画20点を収録しました。19世紀ヴィクトリア朝の上品な色調を忠実に再現しています。
『不思議の国のアリス』入門書であると同時に、作品世界を深く理解するための解説書としての側面も備えています。日本ルイス・キャロル協会会長・安井泉氏の新訳でお届けします。
目次
子ども部屋のいとし子
はじめに──すべてのお母さんに向けて
1・シロウサギ
2・アリスがのっぽに
3・涙の池
4・コーカス競走
5・トカゲのビル
6・かわいいワンちゃん
7・青いイモ虫
8・赤ん坊がコブタに
9・チェシャネコ
10・へんてこりんなお茶会
11・女王さまの庭
12・ロブスター・カドリーユ
13・タルトを盗んだのはだれ
14・ふってくるトランプ
解説──ルイス・キャロルが『子ども部屋のアリス』に込めた思い
年譜──ルイス・キャロルの The Nursery “Alice” に関する日記の記述
ISBN:9784822815356
。出版社:七つ森書館
。判型:A5
。ページ数:128ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:2015年06月
。発売日:2015年06月27日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。