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スイッチング電源制御設計の基礎

著:安部 征哉
著:財津 俊行

紙版

内容紹介

電源の制御をデジタル化するデジタル電源の広がりや、双方向電源によるエネルギーの有効活用など、電源の制御設計の重要性が増している。様々なアプリケーションに対応した電源システムの構築には、電源の普遍的な制御理論を熟知し設計することが重要である。

本書では、これまでの電源設計の教科書にはない新しい見地から基礎理論および実践例を解説している。電源の制御設計において重要な制御対象である電源主回路を、解析により定式化する。その手法として負荷電流を変数にした新しい状態平均化法を用いている。制御系を包括的に設計するために重要な3つの指標(三種の神器:一巡伝達関数、出力インピーダンス、入出力特性)について解説。事例として非絶縁DC-DCコンバータを例に分かりやすく解説。

【主な内容】

・スイッチング電源とその制御の歴史
・基本的なコンバータ回路の説明
・状態平均化法によるコンバータの解析
・降圧型コンバータの伝達関数の導出
・昇圧型コンバータの伝達関数の導出
・スイッチング電源の制御機構と3つの指標(三種の神器)
・一巡伝達関数
・出力インピーダンス
・入出力特性
・降圧型コンバータの制御系設計
・昇圧型コンバータの制御系設計

ISBN:9784822275280
出版社:日経BP
判型:A5
ページ数:160ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2015年03月
発売日:2015年03月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TJF