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プラットフォームの経済学 機械は人と企業の未来をどう変える?

著:アンドリュー・マカフィー
著:エリック・ブリィニョルフソン
訳:村井 章子

紙版

内容紹介

 「企業はもはや過去の遺物?」
 「専門家はなぜ役に立たないのか?」
 『機械との競争』と『ザ・セカンド・、マシン・エイジ』の著者で、「テクノロジー失業」到来を訴えて反響を呼んだMIT(マサチューセッツ工科大学)のコンビが、新たにテクノロジーによる「企業消滅」に挑んだ意欲作。

 ビジネスを大きく変革する3つのトレンドーー。
 ●マシン:アルファ碁が代表する自己学習的コンピュータ、AIの進歩。  
 ●プラットフォーム:Amazon、Facebook、Google、Uber、Airbnb、アリババ、テンセントなどが構築した物理的なモノやサービスを提供するしくみと場。
 ●クラウド(Crowd):大勢の人からアイデアや資金を募る流れ。

 マシンは人間の頭脳、プラットフォームはプロダクト、クラウドはコアと呼ばれる企業の製造プロセスやサプライチェーンとペアをなす。デジタル技術の大変革期を生き延びるためには、この3つのペアのバランスを再考することが急務、と著者たちは訴える。
 さあ、あなたの企業は生き延びられる?

目次

第1章 3つの革命
■第1部 人間とマシン 
第2章 人間にとって受け入れがたいこと 
第3章 人間のように考えるマシンたち
第4章 ロボットの登場
第5章 まだ人間が必要とされるのは……
■第2部 物理的なモノやさーぼすとプラットフォーム
第6章 マシンの犠牲者たち
第7章 プラットフォームを巡るスマートな戦略 
第8章 なぜプラットフォームは栄えるのか 
第9章 そのビジネスにチャンスはあるか?
■第3部 クラウドとコア
第10章 クラウドの出現
第11章 専門家はなぜ役に立たないのか
第12章 すべてを権力から切り離す夢 
第13章 企業はもはや過去の遺物か?
結論  人間はテクノロジーを使って何をしたいのか?

著者略歴

著:アンドリュー・マカフィー
マサチューセッツ工科大学デジタル・ビジネス・センター首席リサーチ・サイエンティト。著書に『機械との競争』、『ザ・セカンド・マシン・エイジ』(共著、以上日経BP社“Enterprise 2.0”。
著:エリック・ブリィニョルフソン
マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院教授。著書に『機械との競争』、『ザ・セカンド・マシン・エイジ』(共著、以上日経BP社)、『インタンジブル・アセット』(ダイヤモンド社)、『ディジタルエコノミーを制する知恵』(東洋経済新報社)

ISBN:9784822255633
出版社:日経BP
判型:4-6
ページ数:536ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2018年03月
発売日:2018年03月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UD