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気まぐれ消費者 最高の体験と利便性を探求するデジタル時代の成長戦略

著:テオ・コレイア
著:関 一則
訳:月沢 李歌子

紙版

内容紹介

神出鬼没で実体の見えない消費者を獲得せよ!
ブランドへの忠誠心が低い、デジタルを駆使して情報を収集する、移り気だが気に入った製品・サービスは積極的に広める――神出鬼没で気まぐれ、つかみどころがない「液状消費者」。そんな新時代の消費者が市場を圧倒し、今後の消費動向のカギを握る。「液状消費者」の行動特性・心理特性を深く捉え、企業経営やブランディングに及ぼす影響・対応を提言。なかでも特徴的な日本の「液状消費者」と対峙するための考察を追加章として収録。

激変する「消費者主役」のデジタル時代を生き抜く指南書
        ――水野明人氏(ミズノ代表取締役社長)
「液状化する消費者」を捉えた企業が市場を制する。そのヒントが詰まった必読書
       ――泉谷直木氏(アサヒグループホールディングス代表取締役会長兼CEO)

日本での消費者動向や企業事例を考察した特別章を収録
日本における液状消費者の特徴、彼らを生み出した背景、液状消費者と対峙するための日本のアドバンテージなど多くの事例をもとに解説

目次

第1部 顧客に焦点を合わせる
第1章 体験か利便性か――「液状消費者」を満足させるための道筋
第2章 効果的なプラットフォームの構築
第3章 デジタルを利用したカスタマー・ジャーニーを考える
第4章 売り手と作り手があいまいな世界でつながりを築く

第2部 社内に焦点を合わせる
第5章 液状消費者と対峙するための備え
第6章 断片化された新興市場から得られる示唆
第7章 2つのエンジンでイノベーションを起こす
第8章 「ニュー・ノーマル」なマーケティングのフレームワークづくり
未来へのエピローグ――20年後の液状消費者へのサービス
日本版追加章 液状消費者との適切な向き合い方

著者略歴

著:テオ・コレイア
アクセンチュア 消費財・サービス業部門のシニア・マネジング・ディレクター。同ジャンルに30年近い実績があり、とくにデジタル戦略および組織改革を得意とする。スタートアップ企業や起業家に向けたデジタル戦略プログラムの開発なども手がけている。
著:関 一則
アクセンチュア 製造・流通本部、消費財・サービス業グループ総括、マネジング・ディレクター。慶応義塾大学理工学部修士課程卒業。1994年現アクセンチュア入社。消費財業界を中心にマーケティング・営業・SCMなど幅広い領域で戦略策定から業務変革・システム化・変革実行支援までエンド・ツー・エンドのトランスフォーメーションに従事。2008年より現職。
訳:月沢 李歌子
翻訳家。津田塾大学英文学科卒。訳書に『ポジティブ・リーダーシップ』マーガレット・グリーンバーグ(草思社)、『ディズニーが教えるお客様を感動させる最高の方法[改訂新版]』ディズニー・インスティチュート(日本経済新聞出版社)など多数。著書に『仕事も勉強も遊びもあきらめない!夢をかなえる時間術』(すばる舎)。

ISBN:9784822255305
出版社:日経BP
判型:4-6
ページ数:296ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2017年09月
発売日:2017年09月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJS