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「移動」の未来

著:エドワード・ヒュームズ
訳:染田屋 茂

紙版

内容紹介

ヒトの動きとモノの流れが、
いま、変わりはじめた――
気鋭のピューリッツァー賞ジャーナリストが描く交通(トランス)・(ポーテ)物流(ーション)の「見たくない現実」と「見えてきた希望」。
ネットで注文した商品がその日に届く。そんな「当たり前」を実現するために、世界中の交通・物流システムは悲鳴をあげ、崩壊の危機に直面している――。気鋭のピューリッツァー賞作家が、誰もが目をそらしたくなるような不都合な事実を詳らかにするとともに、自動運転車やAI(人工知能)、IoTなどに後押しされて始動しつつある「移動革命」の姿を展望する。

目次

序文 300万マイルの通勤
第1章 朝のベル
第2章 缶のなかの幽霊
第3章 朝のコーヒー
第4章 1週間に旅客機4機
第5章 13日の金曜日
第6章 ピザ、港、そしてバレンタイン・デー
第7章 物流レディース
第8章 エンジェルズ・ゲート
第9章 バレエの動き
第10章 最ラ スト・マイル後の1マイル
第11章 交通のピーク
第12章 楽園のロボット
第13章 未来の扉

著者略歴

著:エドワード・ヒュームズ
米国のジャーナリスト、作家。社会問題からビジネス、テクノロジーまで、幅広い分野で取材・執筆活動を続け、ニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズをはじめ主要メディアに寄稿している。フラデルフィア出身で、現在は南カリフォルニア在住。1989年に米軍の兵士登録制度に関する調査報道でピューリッツァー賞を受賞。そのほか、エドガー賞、犯罪実話賞にもノミネートされた。著書に、『Baby ER 新生児集中治療室』(秀潤社)など。
訳:染田屋 茂
編集者・翻訳者。おもな訳書に、スティーヴン・ハンター『極大射程』(新潮文庫)、トマス・H・クック『死の記憶』(文春文庫)、ボブ・ウッドワード『司令官たち』(文藝春秋・共訳)など。

ISBN:9784822251833
出版社:日経BP
判型:4-6
ページ数:440ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2016年10月
発売日:2016年10月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:RPT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:NH