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Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築

改訂版

他著:玉川 憲
他著:片山 暁雄
他著:今井 雄太

紙版

内容紹介

AWSを実機代わりにインフラ技術が学べる!

「自分でネットワークやサーバーを構築できるようになる」。これが本書の目的です。
新しいものを学習するとき、実際にやってみるのが一番。従来は物理機器がないと学べませんでしたが、今はクラウドがあります。
本書は、代表的なクラウドサービス「Amazon Web Services」を実機代わりにネットワークを学び直す、をコンセプトにまとめた1冊です。

改訂版では、初版のコンセプトをそのままに、画面を最新バージョンに差し替えたほか、CHAPTER 7「NAT」を書き直しました。
初版では「NATインスタンス」を使って説明していましたが、今後AWSでは「NATゲートウエイ」が主流になることから、NATゲートウエイを使った内容に修正しています。

インフラを学びたい若手技術者にも、インフラを学び直したいアプリ開発者にもオススメです。

目次

【CHAPTER 1 システム構築をインフラから始めるには】
1-1 開発者がネットワークやサーバーを構築するメリット
1-2 ネットワークやサーバーを構築する
1-3 WordPressでブログシステムを作る
1-4 物理的なネットワークとAWS
1-5 本書の流れ

【CHAPTER 2 ネットワークを構築する】
2-1 ネットワークで用いるIPアドレス範囲を定める
2-2 実験用のVPCを作成する
2-3 VPCをサブネットに分割する
2-4 インターネット回線とルーティング
2-5 まとめ

【CHAPTER 3 サーバーを構築する】
3-1 仮想サーバーを構築する
3-2 SSHで接続する
3-3 IPアドレスとポート番号
3-4 ファイアウォールで接続制限する
3-5 まとめ

【CHAPTER 4 Webサーバーソフトをインストールする】
4-1 Apache HTTP Serverのインストール
4-2 ファイアウォールを設定する
4-3 ドメイン名と名前解決
4-4 まとめ

【CHAPTER 5 HTTPの動きを確認する】
5-1 HTTPとは
5-2 ブラウザの開発者ツールでHTTPのやりとりをのぞいてみる
5-3 Telnetを使ってHTTPをしゃべってみる
5-4 まとめ

【CHAPTER 6 プライベートサブネットを構築する】
6-1 プライベートサブネットの利点
6-2 プライベートサブネットを作る
6-3 プライベートサブネットにサーバーを構築する
6-4 踏み台サーバーを経由してSSHで接続する
6-5 まとめ

【CHAPTER 7 NATを構築する】
7-1 NATの用途と必要性
7-2 NATゲートウエイを構築する
7-3 NATゲートウエイを通じた疎通確認をする
7-4 まとめ

【CHAPTER 8 DBを用いたブログシステムの構築】
8-1 この章の内容
8-2 DBサーバーにMySQLをインストールする
8-3 WebサーバーにWordPressをインストールする
8-4 WordPressを設定する
8-5 まとめ

【CHAPTER 9 TCP/IPによる通信の仕組みを理解する】
9-1 TCP/IPとは
9-2 UDPとTCP
9-3 まとめ

【Appendix A パケットキャプチャで通信をのぞいてみる】
A-1 Wiresharkでパケットキャプチャする
A-2 UDPとTCPのパケットを見る

【Appendix B ネットワークの管理・運用とトラブルシューティング】
B-1 なぜネットワークを管理するのか
B-2 ネットワーク構成を把握する
B-3 ネットワークの状態を把握する
B-4 ケーススタディ:ウェブサイトに接続できないとき
B-5 ネットワークを運用するための便利なツール
B-6 まとめ

ISBN:9784822237448
出版社:日経BP
判型:B5変
ページ数:216ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2017年04月
発売日:2017年04月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UB