代表的日本人 徳のある生きかた
著:内村 鑑三
訳:道添 進
紙版
内容紹介
古典の名著を現代語訳し、ハウツー本では解けない課題を自ら解く力を身につける「Contemporary Classics 今こそ名著」シリーズの1冊。
「武士道」「茶の本」と並んで3大日本人論の1冊に数えられる内村鑑三の『代表的日本人』をとりあげ、日本および日本人の精神性や座標軸を「徳のある生きかた」「使命と行動」としていまに伝えます。
もともと英文で出版された本書は、欧米の人々にもわかりやすいように、聖書や西洋の歴史上の人物を引用し、5人の代表的日本人(西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮)の生き方に、キリスト教文明に勝るとも劣らない深い精神性が存在することを伝えます。
目次
はじめに
第1部 名著『代表的日本人』とは
1.『代表的日本人』が記された背景
2.100年以上読み継がれてきた理由
3. 内村鑑三が伝えたかったこと
第2部 現代日本語訳で読む『代表的日本人』
1.西郷隆盛―新しく日本を創った人
2.上杉鷹山―封建領主
3.二宮尊徳―農民聖人
4.中江藤樹―村の先生
5.日蓮上人―仏僧
第3部 『代表的日本人』に学ぶ5つの信念
1.徳を高める
2.試練を好機と捉える
3.ゆるぎない信念を抱く
4.リーダーシップを育む
5.実践の人となる