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労務管理の生成と終焉

編著:榎 一江
編著:小野塚 知二

紙版

内容紹介

いつ、いかにして労務管理は誕生したか。19~20世紀イギリス、アメリカ、フランス、日本で労務管理の生成・定着の条件を解明する。企業と労働に関わる産業の社会的・歴史的現象を比較し、労働の請負化や在宅化、企業外化などの現状を考える基礎とする。

目次

序 章 労務管理の生成とはいかなるできごとであったか  小野塚知二
第1章 日本労務管理史研究の射程               木下順
第2章 フランス金属工業における熟練資格と労働者管理  清水克洋
第3章 管理問題発見の主体と主観               小野塚知二
第4章 工場徒弟制から「人事管理」へ             関口定一
第5章 フランスにおける「カードル(cadre)」層の形成過程   松田紀子
第6章 日本製糸業における労務管理の生成とジェンダー 榎一江
第7章 会社徒弟制のトランスナショナル・ヒストリー 木下順
第8章 戦前期日本電機企業の技術形成と人事労務管理 市原博
第9章 日本の労働者にとっての会社          禹宗*                            *は木偏に元

ISBN:9784818823303
出版社:日本経済評論社
判型:A5
ページ数:376ページ
定価:5800円(本体)
発行年月日:2014年03月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:KF