近代塩業と商品流通
著:落合 功
紙版
内容紹介
近代商品流通の展開を松永塩商社(=産地問屋)の動向を中心に商流と物流の変化をキーワードに解明する。 近世以来の伝統的取引から、1904年塩専売制による政府管理下での流通・市場によってどう変わったか。
目次
序 研究史と研究動向
第1部 塩専売制前
第1章 幕末期松永塩田産地問屋「月代り所」の設置
第2章 1900年前後の松永塩流通の展開と尾道市場
第3章 1900年前後の尾道市場の動向と食塩商会
第4章 山陽鉄道の開通と松永塩の販路拡大
第2部 塩専売制後
第5章 1910年前後の塩市場
第6章 塩専売制前後の松永塩商社
第7章 戦前期、塩専売制下の流通組織の展開
第8章 芸予島嶼部の地方名望家の経済活動
第9章 首都圏形成期の流通機構の整備と塩流通
第10章 戦後、塩販売機構の整備と展開
終 章 近代の塩流通
ISBN:9784818822351
。出版社:日本経済評論社
。判型:A5
。ページ数:400ページ
。定価:7600円(本体)
。発行年月日:2012年12月
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNAF。