出版社を探す

説教への道

牧師と信徒のための説教学

著:加藤 常昭

紙版

内容紹介

60年の経験のすべてが注ぎ込まれた説教者への実際的な道案内。
神学校、そして説教塾で説教を共に学んできた著者が、神の言葉に仕える人々に指し示す説教に至る道のり。神の言葉として聴かれる説教の原点を確認し、与えられた聖書テキストに向き合い説教に至るまで、その歩みの同伴者として、実際的に丁寧に解き明かす。牧師も信徒も、この1冊で説教ができるようにと願って書かれた具体的な手引き。

目次

序章 初めの第一歩

第1章 説教の原点
 なぜ説教を志すのですか
 遣わされて語る言葉・説教
 教会の言葉・説教

第2章 説教を学ぶ道
 こころとからだで
 説教を聴き、読む学び
 
第3章 どのような説教を目指しますか
 聖書を語る説教
 聖書に聴く─説教は何を、どのようにして語るのか
 教会は尋ね続ける─説教は何を、どのようにして語るのか

第4章 説教の言葉を求めて・講解説教の歩み
 第一のテキスト 第一の黙想の過程
 第二のテキスト 釈義の過程
 第三のテキスト 第二の黙想の過程
 第四のテキスト 説教原稿の作成 
 第五のテキスト 説教を語る過程
 第六のテキスト 聴き手が聴き取る過程 第七のテキストへ

第5章 説教の言葉を求めて・主題説教の歩み

第6章 説教批評

第7章 説教への道モデル
 第一のテキストから第二のテキストへ
 第二のテキストから第三のテキストへ
 第三のテキストから第四のテキストへ
 第四のテキストから、第五のテキスト、そして第六のテキストへ
 説教「胸焼かれる神の憐れみの招き」 

著者略歴

著:加藤 常昭
1929年、旧満州ハルピンに生まれる。東京高等師範学校付属中学、旧制第一高等学校、東京大学文学部哲学科、東京神学大学博士課程前期課程修了。日本基督教団若草教会、牛込払方町教会、鎌倉雪ノ下教会にて主任担任教師。現在、同教団隠退教師。牧会の傍ら、東京神学大学で実践神学を教え、再三、ドイツに研究滞在、ハイデルベルク大学客員教授(1986-87)、国際説教学会会長(1995-97)。現在、説教塾主宰として、説教者の研修指導に励んでいる。

ISBN:9784818409408
出版社:日本キリスト教団出版局
判型:4-6
ページ数:178ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2016年04月
発売日:2016年04月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMB