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病院覚え書き 第3版

著:フロレンス・ナイティンゲール
訳:小玉香津子

紙版

内容紹介

「病気が同じであれば、自宅で療養する病人よりも病院に入っている病人のほうが死亡率が高い」という事実を見出したナイティンゲールは、本書の冒頭に「病院が備えるべき真に第一の必要条件は、病院は病人に害を与えないことである」という有名な一文を記しました。
戦地クリミアで英国軍病院の恐るべき実態を目のあたりにした経験から、病院とはどうあるべきか、いかに管理されるべきかを示した、『看護覚え書き』と並ぶナイティンゲールの代表的著作、本邦初の完全翻訳版です。

目次

I. 病院の衛生状態
II. 現存する病院の設計と構造の欠陥
III. 病院建設の原則
IV. 改良病院設計図
V. 回復期患者のための病院
VI. 子どもの病院
VII. インドの軍病院
VIII. 兵士の妻と子どものための病院
IX. 病院統計
追記:病院看護のさまざまな組織方式について

ISBN:9784818024168
出版社:日本看護協会出版会
判型:A5
ページ数:208ページ
定価:2900円(本体)
発行年月日:2022年05月
発売日:2022年05月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MBN