出版社を探す

ナイチンゲール生誕200年記念出版

ナイチンゲールとセント・トーマス病院

訳:福田邦三
訳:永坂三夫
訳:久永小千世

紙版

内容紹介

なぜ、ナイチンゲールはセント・トーマス病院を〈近代看護の誕生の地〉に選んだのか。なぜ、生徒や教師に厳格な規律を求めたのか──『セント・トーマス病院物語』『セント・トーマス病院ナイチンゲール看護婦養成学校100年のあゆみ』の2冊から、看護教育制度の確立という自らの夢をかけたナイチンゲールの覚悟に迫ります。

目次

「セント・トーマス病院物語」
1 まず神を愛せよ、しかるのち汝の隣人を
2 信仰による支え
3 国王の設立
4 ペストと大火
5 近代医学のはじまり
6 教育病院の発展
7 ナイチンゲール嬢の夢
8 夢は実現した――ナイチンゲール看護婦たち
9 新しい規準 新しい知識――第20世紀
10 戦災
11 転換期

「セント・トーマス病院ナイチンゲール看護婦養成学校100年のあゆみ」
1 フロレンス・ナイチンゲール、学校設立を企てる
2 ナイチンゲール基金審議会
3 フロレンス・ナイチンゲール、セント・トーマス病院を選ぶ
4 ナイチンゲール看護婦養成学校の開校
5 サリー公園の仮病院における創生期の学校
6 最初の赴任組
7 新しいセント・トーマス病院――1871年
8 ホーム・シスター
9 見習生の教育
10 後続の赴任組
11 画期的時代の終わり
12 ウォードローパー夫人の後継者たち
13 1900年のナイチンゲール見習生
14 20世紀のスタート
15 画期的な一時代
16 第二次世界大戦の影響
17 大戦後の再建
18 将来の見通し
[付記] 
1 ナイチンゲール時代以前のセント・トーマス病院
2 ナイチンゲール見習生の手紙
3 ナイチンゲール往復書簡
4 1900年頃のナイチンゲール見習生

ISBN:9784818022591
出版社:日本看護協会出版会
判型:新書
ページ数:312ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2020年04月
発売日:2020年04月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ