図解 新ISO 9001
リスクベースのプロセスアプローチから要求事項まで
著:岩波 好夫
紙版
内容紹介
品質マネジメントシステム規格ISO 9001が、2015年11月に15年ぶりにISO 9001:2015として大幅に改訂されました。
改訂の趣旨は、組織(企業)の経営システムとISO 9001システムとの統合、組織のリスクを考慮した品質マネジメントシステムの構築と運用、パフォーマンス(結果)重視、およびプロセスアプローチ運用の強化などです。
本書は、改訂された新しいISO 9001規格要求事項の解説にとどまることなく、プロセスアプローチとリスク対応の実施方法について、図解によりわかりやすく解説することをねらいとしています。また、ISO 9001を基本規格として引用し、それに自動車産業固有の要求事項を追加した、自動車産業のセクター規格であるIATF 16949規格の内容を含めて解説しています。
ISO 9001規格では、リスクにもとづく考え方を、品質マネジメントシステムに取り入れることを求めています。このリスクにもとづく考え方を取り入れたプロセスアプローチを、本書では、“リスクベースのプロセスアプローチ”と呼んでいます。
目次
第 I 部 ISO 9001とプロセスアプローチ
第1章 ISO 9001要求事項の概要
第2章 リスクベースのプロセスアプローチ
第3章 プロセスアプローチ内部監査
第 II 部 ISO 9001要求事項の解説
第4章 組織の状況
第5章 リーダーシップ
第6章 計画
第7章 支援
第8章 運用
第9章 パフォーマンス評価
第10章 改善
第 III 部 リスク対策技法と事例
第11章 リスク対策事例
第12章 リスク対策技法