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深部リンパ療法コンプリートブック

誰でもリンパがわかる!誰もが効果を出せる!!

著:夜久 ルミ子

紙版

内容紹介

老廃物のデトックス効果が10倍以上!

リンパ最前線!解剖生理&手技を学ぶ

自己施術できてしまう!!

皮膚に存在する「浅層」リンパと、筋肉に存在する「深層」リンパ。本書では、リンパの解剖生理学をしっかりと理解したうえで、「深部リンパ節」を開放する手技を学べるよう解説します。「理論編」でリンパの全体像がわかる解剖生理学をわかりやすく解説し、「手技編」で西洋医学の解剖生理学に基づいたドイツリンパ療法に、東洋医学の鍼灸理論を組み合わせた著者独自のメソッドを大公開します。


CONTENTS

●第1章 リンパ液と細胞の関係
1.私たちの身体は約60兆個の細胞のピースでつくられている
人体の構成 細胞→組織→器官→器官系
全ての細胞は生まれる前から運命が決まっている細胞のお話
2.身体は国家、細胞は家のようなもの
私たちの細胞(家)には内と外に海がある  家庭内の通常のゴミを回収する静脈
大型ゴミの回収を行うリンパ液

●第2章 リンパ系を含む循環器系について
1.循環器系の全体像
細胞に栄養を与える動脈、老廃物を運ぶ静脈、大型ゴミを回収するリンパ液
心臓・血液・血管・細胞の関係
運ぶ荷物によって「動脈血」から「静脈血」に変わる
2.血管は3種類に分類される
心臓から出る血管を動脈、心臓に入る血管を静脈
動脈は深い所を、静脈は浅い所を通る
動脈と静脈の構造
3.動脈(脈を打つ)
4.静脈(動脈に巻きついて血液を送る)
静脈還流の3つのメカニズム
5.毛細血管:細動脈と細静脈をつなぐ血管
毛細血管なしには、細胞は栄養や酸素を受け取れない

●第3章 動脈・静脈・毛細血管そしてリンパ管の関係
1.動脈・静脈・毛細血管そしてリンパ管の関係
「血漿」「組織液」「リンパ液」の違い

●第4章 リンパ系:リンパ管系
1.リンパ管系の全体像
リンパ管系の全体像 リンパ管について  リンパ管は大きく2層に分かれる
2.各リンパ管の解説
浅層と深層の2層に存在する5種類のリンパ管  各リンパ管に存在するリンパ弁
3.皮膚とリンパ管の関係
表皮(角質層、顆粒層、有棘層、基底層)とリンパ管
真皮(乳頭層と網状層)とリンパ管
皮下組繊とリンパ管  皮膚のハリや弾力の衰えと浮腫の関係

●第5章 リンパ系:リンパ性器官
1.リンパ関連の用語解説
免疫防御反応(特異的防御機構)  抗体とは  免疫に関わる細胞、白血球
2.リンパ節
リンパ節の構造  リンパ節の役割
3.所属リンパ節
所属リンパ節と流入リンパ
4.その他のリンパ性器官(胸腺と脾臓)

●第6章 静脈の回収メカニズム:拡散、濾過・再吸収
1.拡散
2.濾過・再吸収

●第7章 リンパ液の回収メカニズム
1.真皮にあるリンパ流入路
リンパ流入路は獣道  毛細リンパ管の構造
毛細リンパ管へのリンパ回収のメカニズム
2.リンパ弁膜間運動
リンパ弁膜間運動とスターリングの法則

…他

目次

●第1章 リンパ液と細胞の関係
1.私たちの身体は約60兆個の細胞のピースでつくられている
人体の構成 細胞→組織→器官→器官系
全ての細胞は生まれる前から運命が決まっている細胞のお話
2.身体は国家、細胞は家のようなもの
私たちの細胞(家)には内と外に海がある  家庭内の通常のゴミを回収する静脈
大型ゴミの回収を行うリンパ液

●第2章 リンパ系を含む循環器系について
1.循環器系の全体像
細胞に栄養を与える動脈、老廃物を運ぶ静脈、大型ゴミを回収するリンパ液
心臓・血液・血管・細胞の関係
運ぶ荷物によって「動脈血」から「静脈血」に変わる
2.血管は3種類に分類される
心臓から出る血管を動脈、心臓に入る血管を静脈
動脈は深い所を、静脈は浅い所を通る
動脈と静脈の構造
3.動脈(脈を打つ)
4.静脈(動脈に巻きついて血液を送る)
静脈還流の3つのメカニズム
5.毛細血管:細動脈と細静脈をつなぐ血管
毛細血管なしには、細胞は栄養や酸素を受け取れない

●第3章 動脈・静脈・毛細血管そしてリンパ管の関係
1.動脈・静脈・毛細血管そしてリンパ管の関係
「血漿」「組織液」「リンパ液」の違い

●第4章 リンパ系:リンパ管系
1.リンパ管系の全体像
リンパ管系の全体像 リンパ管について  リンパ管は大きく2層に分かれる
2.各リンパ管の解説
浅層と深層の2層に存在する5種類のリンパ管  各リンパ管に存在するリンパ弁
3.皮膚とリンパ管の関係
表皮(角質層、顆粒層、有棘層、基底層)とリンパ管
真皮(乳頭層と網状層)とリンパ管
皮下組繊とリンパ管  皮膚のハリや弾力の衰えと浮腫の関係

●第5章 リンパ系:リンパ性器官
1.リンパ関連の用語解説
免疫防御反応(特異的防御機構)  抗体とは  免疫に関わる細胞、白血球
2.リンパ節
リンパ節の構造  リンパ節の役割
3.所属リンパ節
所属リンパ節と流入リンパ
4.その他のリンパ性器官(胸腺と脾臓)

●第6章 静脈の回収メカニズム:拡散、濾過・再吸収
1.拡散
2.濾過・再吸収

●第7章 リンパ液の回収メカニズム
1.真皮にあるリンパ流入路
リンパ流入路は獣道  毛細リンパ管の構造
毛細リンパ管へのリンパ回収のメカニズム
2.リンパ弁膜間運動
リンパ弁膜間運動とスターリングの法則
リンパ液の吸引作用を増す外的因子

●第8章 リンパ液には何が入っているの?
1.リンパ負担物質とは
血液の液体成分(血漿)と細胞成分  リンパ負担物質とは

●第9章 血液循環
1.リンパ液と血液循環
体循環(大循環)、 肺循環(小循環)、門脈循環

●第10章 リンパ管系の循環
1.リンパ系の循環
リンパ液の物語  静脈と毛細血管に伴うリンパ管
リンパの流れは左右で異なる

●第11章 リンパの流れに影響を与えるほかの要因
1.リンパ弁膜間へ影響を与える要因

●第12章 浮腫について
1.浮腫とは?
2.浮腫の種類
3.浮腫の成分による分類
4.医療系資格を持たない人が施術できる浮腫の種類
廃用性浮腫とは  健康人に行うリンパ排液施術とは

●第13章 間違ったリンパ排液方法
1.間違ったリンパ排液方法

●第14章 ディープ・リンパマッサージの手技
1.ディープ・リンパマッサージとは
ディープ・リンパマッサージの特徴
2.ディープ・リンパマッサージの二大手技
「深部リンパ節開放」とは  「フラッシュリンパマッサージ」とは
3.ディープ・リンパマッサージの全体像
ディープ・リンパマッサージの流れ
深部リンパ節開放で理解しておきたいこと
4.ディープ・リンパマッサージを行うにあたって
事前に確認しておくこと 施術時に気をつけること
ディープ・リンパマッサージの商材
5.ディープ・リンパマッサージの基本手技
6.深部リンパ節開放手技
深部リンパ節開放手技でアプローチする部位
全身施術で深部リンパ節を開放する場合の手順
部分施術で深部リンパ節を開放する場合の手順
 1.頚部・頭部の深部リンパ節の開放
 2-1.腋窩リンパ節の開放(伏臥位:肩甲骨のストレッチ)
 2-2.腋窩リンパ節の開放(仰臥位:横隔膜と腋窩リンパ節)
 3.腹部の深部リンパ節の開放
 4.鼠径リンパ節の開放(腰部のリンパ)
 5-1.鼠径リンパ節の開放(下肢のリンパ)(伏臥位)
 5-2.鼠径リンパ節の開放(臀部・下肢のリンパ)(仰臥位)
 6.その他、下腿部へのアプローチ
7.フラッシュリンパマッサージ
下肢のフラッシュリンパマッサージ
8.バンデージ手技
9.温熱療法
10.ディープ・リンパマッサージの禁忌症

著者略歴

著:夜久 ルミ子
薬科大を卒業後、薬剤師として医療センターの薬局に勤務。しかし、西洋医学の対症療法に疑問を抱き、ホリスティック医学に興味を持って東洋医学を学ぶ。鍼灸・マッサージ師の資格を取得し「薬もわかる東洋治療家」として開業。多くの患者さんから支持を得るも、患者さんにストレスが多く、心身両面のケアの重要性を痛感する。
ストレスケアのために「脳科学」「心理学」を学び、癒しと美の技術としてエステ、アロマセラピーを習得。ビューティー総合資格保持者となる。西洋医学、東洋医学、アロマ、エステなどの知識と技術を総合的に組み合わせ、心身両面のストレスケアと外見の美を実現するデトックスメソッド「ディープ・リンパマッサージ」と「WATCHセラピー」を開発。
現在、「日本唯一のビューティースペシャリスト」として、「RUBYZ」(サロン、スクール。千葉県柏市と東京表参道の2校)にて、施術と指導を行う。また、日本全国のサロンにて、講習や講演も行う。

ISBN:9784814200382
出版社:BABジャパン
判型:A5
ページ数:1728ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2017年04月
発売日:2017年04月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD