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大学的高知ガイド

こだわりの歩き方

編:高知県立大学文化学部

紙版

内容紹介

高知県立大学文化学部を中心にした先生方が高知のまちを専門分野を生かして紹介する。単なるグルメや従来の観光施設の紹介にとどま
らない、一歩踏み込んだ高知のおもしろさが見えてくる。

目次

はじめに  野嶋佐由美
第1部 まちをあるく
 高知城――天守は復古形式と新しい手法の統合か  三浦要一
 高知城と高知県庁を見ながらまちを歩く  清水直樹 
 「新聞の葬式」にみる高知と自由民権  ヨース ジョエル
 旭街――「いま」と「むかし」を歩く  宇都宮千穂 

第2部 歴史文化を訪ねる
 土佐ことば(高知県方言)  橋尾直和
聖地巡礼・『土左日記』の史跡探訪――歴史的事実と文学的虚構  東原伸明
 土佐の清流文学  芋生裕信
 高知漢詩散歩  高西成介
 いざなぎ流と土佐の神楽  梅野光興
 長宗我部氏の居城――岡豊城から浦戸城へ  宅間一之
 ジョン万次郎の捕鯨――浜の鯨と沖の鯨  山口善成
 坂本龍馬関連施設のみどころ  亀尾美香

第3部 食と自然を旅する
 高知市内の災害と寺田寅彦先生の気配に出会う  大村誠
高知の庭の物語――高知県立牧野植物園、北川村「モネの庭」マルモッタン、三原村星ヶ丘公園の二〇年  小長谷悠紀
 食を通じたまちおこし  梶原太一
 トウモロコシと山のくらし  川上香
 大川村の謝肉祭  飯髙伸五

第4部 暮らしから学ぶ
 民具とまちおこし  橋尾直和
 なぜ、今、「市」なのか――顔の見える「小さな経済」  宇都宮千穂
 戦前の移住地に映る高知県漁民の暮らし――黒潮がつなぐ台湾・南方  吉尾寛
 いろは丸と海難審判  菊池直人
 高知の人々と憲法  岩倉秀樹
 地方交通と農山村のみどころ  井本正人
 
あとがき  三浦要一  

ISBN:9784812218174
出版社:昭和堂
判型:A5
ページ数:384ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年04月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-G