出版社を探す

フードレジーム論と現代の農業食料問題

著:ヘンリー・バーンスタイン
著:フィリップ・マクマイケル
著:ハリエット・フリードマン

紙版

内容紹介

『農業政治経済学と近代の世界資本主義:フードレジーム分析の貢献』『コメント:フードレジームの再考(フィリップ・マクマイケル)』『コメント:フードレジーム分析と農業問題─議論の幅を広げるハリエット・フリードマン)』、『監訳者解説』のテーマでフードレジーム論と農業食料問題を論じた。

目次

Ⅰ 農業政治経済学と近代の世界資本主義:
フードレジーム分析の貢献(ヘンリー・バーンスタイン)
要約 
はじめに
近代資本主義におけるフードレジーム
第1フードレジーム 
第2フードレジーム
第3フードレジーム? 議論と考察
評価 
結論
Ⅱ コメント:フードレジームの再考(フィリップ・マクマイケル)
要約 
はじめに
私の視点
いわゆる「農民的転回」(peasant turn)
歴史的特定化
認識論的次元
フードレジームの特質
フードレジームの政治力学
フードレジーム分析の方法
企業フードレジームのダイナミクス 結論
Ⅲ コメント:フードレジーム分析と農業問題─議論の幅を広げる(ハリエット・フリードマン)
要約
フードレジーム─企業と農民を超えて
 比較を統合する─模範的な方法
 方法適用上の欠陥
歴史および自然の循環─資本主義的傾向以上のもの
 農耕対農業─論理と歴史
 歴史的カテゴリーとしての農民
 農耕には将来があるだろうか。循環,趨勢,物質的分析
結論:転換に関する議論の拡大
 都市化した世界の農業転換
 転換─議論の拡大
文献リスト
Ⅳ 監訳者解説
1.フードレジーム論とはどのような分析枠組みか
2.本書(論文集)の主要論点

ISBN:9784811906683
出版社:筑波書房
判型:A5
ページ数:178ページ
価格:2000円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年12月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCVD