出版書誌データベース

著者がこれまでに訪れた国々（インド、アメリカ、中国などを中心に、ヨーロッパ、東南アジア、オセアニア）の食に関することを中心に、その時々の情景や感じたことを纏めてみることにした。瞬間風速的に立ち寄った国を含めると著者がこれまでに訪れた国は35カ国以上に及んでいる。

ヨーロッパ
グラス一杯のワイン ― ドイツ・ベルンカステル
フィッシュ・アンド・チップス ― 英国・ロンドン
他
インド
アラビア海のお刺身 ― インド・ムンバイ
インド農村の家庭料理 ― インド・マディヤプラデシュ州
他
東南アジア
世界の台所を目指すヤンゴンの米倉 ― ミャンマー・ヤンゴン
プノンペンのフランスパン ― カンボジア・プノンペン
他
中国
皇帝陛下の北京ダック ― 中国・北京
刀削麺と汾酒のコップ酒 ― 中国・山西省
他
香港
会員制レストラン「チャイナ・クラブ（china club）」 ― 香港
香港の日式レストラン ― 香港
台湾
食の宝庫・台湾の夜市とゴーヤ・ジュース―台湾・台北、高雄
薬膳料理と日本のながいも ― 台湾
他
韓国
キムチ工場のランチ ― 韓国・チュングポック
近くて遠い国の食の思い出 ― 韓国・ソウル
アメリカ
一日一店舗沸騰するアメリカの日本食人気
― アメリカ・ニューヨーク州
マンハッタンのヒット食品「冷凍エダマメ」
― アメリカ・ニューヨーク州
他
オセアニ
食の都メルボルンのカフェ ― オーストラリア・ビクトリア州
羊とニュージーランド・ワイン ― ニュージーランド
エピローグ ― 食文化の伝播について
あとがき

著：下渡　敏治
　鹿児島県生まれ　日本大学名誉教授
主な著書には、『グローバル化と食品企業行動』（編著、農林統計出
版、2014年）、『インドのフードシステム─経済発展とグローバル化
の影響─』（編著、筑波書房、2014年）、『東アジアフードシステム
圏の成立条件』（編著、農林統計出版、2012年）、『グローバリゼー
ションとフードエコノミー』（共訳、農林統計出版、2012年）、『食
料需給と経済発展の諸相』（編著、2008年、筑波書房）、『食と商社』
（共著、日本経済評論社、2006年）、『世界のフードシステム』（編著、
農林統計協会、2005年）、『世界最南端のワイン産地　ニュージーラ
ンドのワイン産業』（共著、筑波書房、2017年）、『人を幸せにする
食品ビジネス入門』（共著、オーム社、2016年）、『日本の産地と輸
出促進』（単著、筑波書房、2018年）『日本の食をめぐる不都合な真
実（明日の食品産業）』、『食卓から世界を旅する（mundi）』ほか。