出版書誌データベース

現在のドイツ農業の農業経営などの状況・実態などを紹介し、７つのドイツでの事例を魅力いっぱいに紹介してる。

はじめに
（1）家族農業経営の変容
（2）農業経営多角化の実態
（3）北ドイツの農業構造と経営多角化の特徴
（4）多角化に対する様々な支援
（5）現地調査の概要

女性による農業経営の多角化─７つの事例から
定年退職後の民宿経営「ゲルケンホーフ」（ヘンリケ・ヘルムスさん）
クランベリー栽培と加工品の販売（ソーニャ・ディーキングさん）
畑の中のカフェ「ラントレーベン」（アネッテ・ルンプさん）
子供向けの農家民宿「ブランケンホーフ」（ドロシー・カッペンベルクさん）
障害者のための民宿経営（マイケ・ベーレンス・サンドヴォスさん）
バラ園の中の多世代交流カフェ（ウルリケ・クロールさん）

まとめ
（1）調査事例の総括
（2）日本の農村女性起業との比較
（3）今後の展望
あとがき

著：市田　知子
明治大学農学部食料環境政策学科教授。農林水産政策研究所を経て2006年より現職・東京大学大学院博士（農学）。専門は農村社会学、ＥＵおよびドイツの農業・農村生活。

著：澤野　久美
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構（農研機構）本部ＮＡＲＯ開発戦略センター主任研究員。明治大学大学院農学研究科博士後期課程修了。博士（農学）。2021年より現職。