暮らしのなかの食と農 59
亡国の漁業権開放
協同組合と資源・地域・国境の崩壊
著:鈴木 宣弘
紙版
内容紹介
漁業権の開放と貿易自由化の流れは、日本の水産資源を守る観点などからも、容認しがたいものであることは明白である。
本書は、『「総仕上げ」の指示』、『違和感』、『規制緩和の真意』、『国家戦略特区の真意』などのテーマで漁業権開放の問題点を語る。
目次
「総仕上げ」の指示
違和感
規制緩和の真意
国家戦略特区の真意
資源がもたない
地域がもたない
国土がもたない
補助金漬け漁業のウソ
関税もすでに低く、自由化でも全面的関税撤廃
資源・環境と地域と国土・国境を守る
補論1 漁場のきめ細かな共同管理の実態
補論2 IQが資源管理の実効性を低下させる
補論3 漁協解体が「買いたたき」を強める
付録 建前と本音の政治・行政用語の変換表
ISBN:9784811905198
。出版社:筑波書房
。判型:A5
。ページ数:46ページ
。価格:750円(本体)
。発行年月日:2017年10月
。発売日:2017年10月10日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNAF。