序章
第Ⅰ部 食:そのあり方と農業の連携
第1章 食料農産物輸入の拡大とその影響
本章のねらいと構成
第1節 牛肉自由化が地域畜産業の展開に与える影響
第2節 貿易自由化とわが国農産物市場の寡占度の変化─「第2の関税」という農業保護の観点から─
第3節 農産物貿易自由化の進展と価格変動リスク─大豆を事例として─
第2章 激変する国内流通環境と産地の販売戦略
本章のねらいと構成
第1節 新たな出荷販売戦略
第2節 小売・外食企業の成長と農業参入
第3節 農畜産物輸出の実態評価と推進課題─九州からアジア諸国への取り組み事例を踏まえて─(
第3章 食と地域の連携
本章のねらいと構成第1節 食生活の変化と食育の推進
第2節 「地産地消」の意義と課題
第3節 消費者の安全志向と地域流通
第4章 地域経済の活性化と農商工連携の展開条件
本章のねらいと構成
第1節 九州における農商工連携の展開動向と農商工連携の意義及び展開条件
第2節 農商工連携の合理的・持続的形態の展開条件─ナレッジマネジメント等の視点から─
第3節 価値共創を実現する食農連携プラットフォームの展開
第Ⅱ部 農:その構造と新たな展開
第5章 西南暖地における水田農業の構造と展望
本章のねらいと構成
第1節 1990年代までの九州水田農業およびその後の政策展開と構造変化
第2節 個別大規模経営を軸とした水田農業構造再編の到達点と課題
第3節 北部九州における水田農業の組織的対応の現段階─佐賀県の事例から─
第6章 九州における畑作農業の変貌と課題─露地野菜と緑茶を中心に─
本章のねらいと構成
第1節 大規模法人経営による露地野菜経営の変革
第2節 緑茶経営の動向と特徴
第7章 資源循環型畜産の展開条件
本章のねらいと構成
第1節 大規模畜産地帯における資源循環型システムの展開と地域連携
第2節 中山間地域耕畜連携システムの展開条件
第3節 地域資源循環システム成立と未利用資源活用の課題
第Ⅲ部 資源:その持続的活用と地域振興
第8章 中山間地域の活性化方策
本章のねらいと構成
第1節 九州中山間地域における新規就農者の育成・確保
第2節 人口減少時代の農山村の地域づくり
第9章 離島地域における農業の展開方向
本章のねらいと構成
第1節 長崎県における離島農業の展開方向
第2節 さとうきびと畜産の連携強化を通じた南西諸島農業の将来展望
第3節 南西諸島における園芸作の展開
第10章 環境保全型農業と資源利用
本章のねらいと構成
第1節 生物多様性の市場化と課題
第2節 農業環境政策における非市場的アプローチ─環境直接支払い─
第3節 環境保全型農業における資源利用の形態と効果
第11章 地域振興と協同組
本章のねらいと構成
第1節 現代地域における協同組合の役割と挑戦
第2節 総合農協の機能を発揮した地域振興─にじ農協(福岡県)を事例として─
第3節 生協の組織・事業・経営の現状と課題─コープ九州事業連合とコープかごしまを対象に─
終章 あとがき