はしがき
一 民主党農政への危惧 ─二〇一〇年 年頭所感 ─
(1)気になる〝モデル対策〟の考え方
(2)この予算で自給率五〇%は可能か?
(3)高橋是清に学ぶのは今からでも遅くはない
(4)課題山積の新基本計画
(5)行政刷新会議に〝協同〟や〝相互扶助〟の視点なしか?
(6)地域政策の充実を軸に制度設計を
(7)直接支払いだけでいいのか?
(8)米の「備蓄」議論の問題点
(9)戸別所得補償の「克服すべき課題」
(10)新規就農支援策を急げ!
(11)これは、日本人の生き方に関わる
(12)国民自身の「政策選択」に反するTPP
二 食料安全保障は〝海外依存〟でいいか─二〇一一年 年頭所感─
(13)農水省「Q&A」で納得できるか?―戸別所得補償制度二三年度対策への疑問─
(14)三六年ぶりの低予算への疑問
(15)国難にどう立ち向かうのか!
(16)前例にとらわれない大胆な復旧・復興策を
(17)自民の担い手法案への期待と注文
(18)米の先物取引、国会で議論を
(19)「中間提言」の注目点
(20)自給率低下、もっと深刻に分析を
(21)〝選別的〟改革へ回帰するのか?
(22)「関税ゼロ」で「両立」などできない!
(23)どうなっている? 三党協議
三 開国による恩恵の分配 ─二〇一二年 年頭所感 二〇一二─
(24)戸別所得補償制度は変質するのか?
(25)もっとフランスを見習ってはどうか
(26)所得補償制度の恒久化を
(27)法制化めざす 三党協議再開に期待する
(28)大増産のための分析を望む―「白書」を読んで―
(29)六次産業化ファンド法案への懸念
(30)今こそ、JAが発言すべき―消費増税・社会保障、そして地域農業―
(31)青年就農給付金事業への期待と課題
(32)ファンド法、修正したものの課題は多い
(33)協同組合法制の整備を今こそ
(34)〝日本再生戦略〟にふさわしい農業予算を
(35)総選挙、農政公約を吟味する
四 〝開国農政〟への危惧─二〇一三年年頭所感 二〇一三─
(36)厳しさ増す二〇一三年の農業・農政
(37)選挙公約はどう二五年度予算に反映されたか
(38)TPP参加で美しい棚田は守れない
(39)影響試算の問題点を考える
(40)ごまかしの「聖域」論は許さない