出版書誌データベース

「実践」・「運動」・「政策」のテーマで、現代までの歴史的な到達点を踏まえ、環境教育全体像について理解できるよう研究成果を解説した。

はじめに
序章 現代環境教育の見取り図
第１部　実践
第１章　環境教育における「学校と地域の連携」
第２章　学校教育における環境教育
　　　　─学校教育をめぐる環境教育の現在と未来─
第３章　地域づくりにおける環境教育─地域が主体となって築く
　　　　持続可能なツーリズムを構築していく視点から─
第２部　運動
第４章　公害教育の今日的課題
　　　　─環境教育における住民参加について─
第５章　自然保護教育の今日的課題
　　　　─人間と自然の関係性への教育的問い直しに向けて─
第６章　環境教育からESDへの展開
第３部　政策
第７章　これからの科学技術政策と環境教育の役割
第８章　エネルギーをめぐる政策と教育
第９章　食に関する政策と環境教育の課題
　　　　─食農と消費者教育のゆくえ（連携）─
第10章　環境教育政策および環境教育の制度化について
第11章　環境教育研究過程論

監：阿部　治
立教大学社会学部・大学院異文化コミュニケーション研究科教授、日本環境教育学会会長。現在、持続可能な開発のための教育（ESD)の国連の10年を通じたアクションリサーチに従事。　

監：朝岡　幸彦
東京農工大学大学院准教授。博士（教育学）。食育・食農教育論、社会教育学。

他編著：降旗　信一
社団法人日本ネイチャーゲーム協会理事長。博士（学術）。日本環境教育学会編集長。、環境教育、特に自然と共生する持続可能な地域づくりに向けた学び。