ココ、きみのせいじゃない
はなれてくらすことになるママとパパと子どものための絵本
著:ヴィッキー・ランスキー
訳:中川 雅子
絵:ジェーン プリンス
紙版
内容紹介
この本は、子どもが親の離婚という転機を受けとめるのをサポートする本です。離婚を考えている親のための本でもあります。物語とともに、各ページに両親のための具体的なヒントとアドバイスがあります。
この本のなかに、子どもたちはきっと見いだすでしょう。親の離婚という経験をともに乗り越えてくれる友だちを。主人公のココが、ぼくの、わたしの気持ちをわかってくれているということを。そう、主人公のこぐまのココは、男の子でも女の子でもないユニセックスな存在です。ココをとおして子どもたちは、新しい生活と、そして自分の気持ちとうまくつきあう方法を見つけていくでしょう。
目次
子どもに離婚を告げるとき
別れのショックととまどい
電話したい想いを切らないで
子どもの感情のあるがままを
よりよい経過のために
「ふつうの家族」って?
学校への報告は気が重いでしょうが
離婚後も子育てのパートナーとして
時間がたてばいまの不安も
夫婦の別れは親子の別れではない
あなたはきらいな相手でも
別れた相手の悪口は
わりきれない思いはわかりますが
いい時間を重ねることこそが