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大正末期、実業家から単独布教師へ。以来、生涯を神一条に歩んだ著者。絶版だった教話集を読者の要望にこたえ全面改訂して再出版。
『十柱の神名を語る〈全二巻〉』より
四六判並製／272ページ

・くにとこたちのみこと（水の理）
　水はすべての元／水は浮かべる
・くにとこたちのみこと（空の理）
　跡を残さず／お天気と長者
・をもたりのみこと（火の理）
　燃え上がるこそ／明るい心
・をもたりのみこと（地の理）
　地の引き受けるもの／台の理
・くにさづちのみこと
　美しさはつなぐ／行きづまりなき心
・月よみのみこと
　反逆の子か／骨のある人
・かしこねのみこと
　声は肥やで／にをいを貯める
……ほか

著：柏木　庫治
明治21年（1888年）、大分県中津市生まれ。16歳で実業界に入り、29歳で「柏木材木店」を創設。大成功するも、大正11年（1922年）、子供の身上より京城支教会（当時）で入信、昭和3年（1928年）、東中央宣教所を東京に設立。同33年（1958年）、大教会に陞級。本部布教部長、本部員に登用される。荒道時代より講演活動、著作多数。昭和52年（1977年）、90歳で出直し。