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オーガニック植木屋の庭づくり

暮らしが広がるガーデンデザイン

著:ひきちガーデンサービス 曳地トシ+曳地義治

紙版

内容紹介

庭を使いやすく! 自然の力を活かして! つながりをつくる!
庭で実現するオーガニックな生き方。

無農薬・無化学肥料で暮らしと自然をつなぐ庭をつくるオーガニック植木屋が教える、
あると便利な庭の設備、庭をもっと楽しむコツ、「いざというとき」への庭での備え。
ベランダガーデニングから地域をつなぐコミュニティ・ガーデンまで、
あなたの庭がもっと輝くデザインを提案します。

目次

はじめに 庭に出てみよう!

庭でのオーガニックとは
多様であること
循環すること
地域特性があること

庭に求めるのはどんなこと?
庭づくりの前に
オーガニック
サステナブル
サバイバル
ユニバーサルデザイン
つながり

オーガニック植木屋の庭 暮らしを楽しむ
我が家の庭
生きることを庭から考える

中間領域 家と庭をつなぐ
縁側とウッドデッキ
土間、サンルーム、風除室

園路とアプローチ 動線を意識する
素材
土の園路
実用性を考える

植栽 見栄えと管理をバランスよく
維持管理のコツ
樹種と場所の選び方
花壇

フェンス類 どのくらい遮るか
素材選び
生け垣とウッドフェンス
竹垣
目的で構造を選ぶ

収納 仕舞う場所から楽しむ場所へ
何を収納するか?
収納をフォーカルポイントに
広さと用途のグレードアップ

土について
土中のネットワーク
劣化する土
団粒構造の土
土の改善法・竹筒埋め込み法
化学肥料と有機肥料
肥料と堆肥との違い
有機質の堆肥なら安全か?

生き物の来る庭


生き物を招く
ペット

循環する庭
落ち葉
生ごみコンポスト
雨水タンク
バイオネスト
トイレ
菌類

自然エネルギー 地球の力を借りる
ソーラーパネル
太陽温水器
蓄熱タイルとサンルーム

ソーラークッカー
風力発電
日除けと風除け
水力発電

火を楽しむ庭
火を燃やす場所

着火道具
物を燃やす注意点

水を楽しむ庭
水道
雨水タンク
あると楽しい設備
グリーンインフラと雨庭

日々の手入れと移り変わり 庭を長く楽しむために
雑草対策
樹木の剪定
リフォーム

スモールガーデン・ベランダ
狭い庭
ベランダ

いのちのめぐる庭 庭から地域を元気に
空き地や公園
コミュニティ・ガーデン
果樹やハーブ・草花との上手なつきあい
地域通貨
里山

文明のリスク なぜ庭をつくるのにオーガニックが大切なのか
有機という言葉
予防原則という考え方
放射性物質の問題
ほんとうに汚いもの
新しい庭の文化

[COLUMN]
庭を自分の居場所にする
クラインガルテン
ナチュラルステップ
「グリーンゲリラ」と「ゲリラガーデニング」
ボスニア・ヘルツェゴビナのコミュニティ・ガーデン
オーガニックなお金
パーマカルチャーとトランジション・タウン

参考文献
写真をお借りしたみなさま
おわりに
索引

著者略歴

著:ひきちガーデンサービス 曳地トシ+曳地義治
夫婦ふたりで、個人庭を専門に、農薬や化学肥料を使わない庭の管理や、本物の素材を活かし、安全で使いやすい庭、バリアフリーガーデン、自然の恵みを利用した循環型の庭づくりなどを提案している。
2005年、「NPO法人日本オーガニック・ガーデン協会(JOGA)」(joga-garden.jp)を設立。
代表理事と理事を務める。庭からの環境保護という考えを広めていくため、オーガニック・スプレー(自然農薬)のつくり方や庭の小さな生態系の大切さを伝えようと、講演会の講師を務めたり、雑誌や新聞などにコラムを執筆したりしている。ふたりの共通の趣味は俳句。同好の士であり、ライバルでもある。
おもな著書に『オーガニック・ガーデンのすすめ』(創森社)、『はじめての手づくりオーガニック・ガーデン』(PHP研究所)、『オーガニック・ガーデン・ブック』『無農薬で庭づくり』『虫といっしょに庭づくり』『雑草と楽しむ庭づくり』『二十四節気で楽しむ庭仕事』『鳥・虫・草木と楽しむオーガニック植木屋の剪定術』(以上、築地書館)がある。
hikichigarden.com

ISBN:9784806716587
出版社:築地書館
判型:A5
ページ数:148ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2023年10月
発売日:2023年10月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WM