算数は「図」で考えればグングン伸びる![増補改訂版] ◎CONTENTS
はじめに 算数のできる子には、たった1つの理由がある!
第1章 「図で考える」習慣が、あなたのお子さんの運命を変える!
1なぜ、「図で考える」と、どの子も急激に伸びるのか? 24
◎頭のなかだけでできることには限界がある
2算数のできる子、できない子──その決定的な違い 26
◎これができるかどうかで運命はわかれる
3「カンが働く」とはどういうことか? 29
◎基本はいまも昔も変わらない
◎この習慣が中学・高校になって活きてくる
4「図が書けない」という子どもへの唯一にして最大の特効薬 35
◎一度でもスタートすれば「はずみ」がついてくる
◎「本当の実力」をつけるうえで欠かせない3つの考え方
第2章 3つの考え方があれば、どんな問題もラクラク解ける!
1 なぜ、「わける」「そろえる」「ひろげる」に絶大な効果があるのか? 46
◎一流のプロ棋士は「次の一手」をこう読んでいる
◎普通の塾や学校では絶対に教えてくれないこと
◎こうすれば「考え方の筋道」が見えてくる
2最初のステップは「わける」「そろえる」 52
◎じつは、あなたも無意識のうちにやっている
◎正しい手順を踏めば、こんなに簡単!
◎正しい手順を踏めば、こんなに簡単!
3 問題を読むだけで「数の関係」を見抜く方法 57
◎一見すると、複雑にからみ合っているが……
4 この2ステップで70%の問題がみるみる解ける! 60
◎「わける」ことで問題を簡単に整理しよう
◎「わける」でダメなときにはどうすればよいか?
◎「そろえて」書けば「差」が一目瞭然になる
5 いよいよ本番!「線分図」に取り組んでみよう 69
◎基本さえ押さえれば、だれでも書ける
◎ズバリ、これが線分図の最重要ポイントだ!
6 どんな問題にも応用できる!基本図形のすごい性質 76
◎これを知っているのといないのとでは大違い
第3章 「わける」で問題の本質が見抜ける、どんどんカンが働く!
1 「ゆるぎない力」をつける第一歩はここからスタートする 82
◎考え方は小銭を数えるときと一緒
◎「わける」で解くときの最大の急所はここだ!
2 最大の難所、「図形問題」もどんどん解ける! 89
◎「わける」だけで攻略できてしまう、とっておきの方法
3たった3つのポイントで瞬時に正しく「補助線」が引ける! 92
◎「ひらめき」なんてなくても大丈夫
◎じつは、別の解き方もあるけれど……
◎合わせ技を使えば、驚くほどラクに解ける
4 手がかりさえつかめない「図形問題」。さあ、どうしよう? 100
◎「隠れた条件」を知っていれば怖いものなし
5 「わける」を使いこなせば、ラクに正確に計算できる! 104
◎面倒なかけ算も簡単な足し算に早変わり
◎最難関中学の入試問題もラクに攻略できる
◎大切なのは「仕分け」の発想
第4章「そろえる」で数に強くなれる、自然に答えが見えてくる!
1 目からウロコ、「そろえる」だけで正解が! 114
◎割合と比は親子のような関係
2「そろえる」ができると、こんな問題も簡単に解ける! 118
◎この性質に着目できるかどうかがキモになる
◎「そろえる」線分図を書けば簡単に比べられる
3「そろえる」考え方にはこんな裏技もある 125
◎「14÷3=4あまり2」に隠された意味
◎「常識」にしばられていては伸びるものも伸びない
4 ここで差がつく!「応用力」が大きく育つ考え方 133
◎たくさんのものを「そろえる」ことで比べてみる
5 これで「そろえる」は完璧、難問がサクサク解ける「面積図」とは? 137
◎いざ、線分図から面積図の世界へ
◎まずは線分図で解いてみる
6 こんなにパワフル!面積図の書き方をマスターしよう 141
◎正解へのキーワードは「タテ×ヨコ」
◎いよいよ面積図の本丸へ
7 線分図と面積図の関係をきちんと理解しよう──① 146
◎線分図でも解くことはできるものの……
8 線分図と面積図の違いをきちんと理解しよう──② 150
◎これで面積図は完全攻略できる!
第5章 「ひろげる」で視界が開ける、どんな難問も攻略できる!
1 「ひろげる」ことで、すべての問題が解けるようになる 158
◎まずは「ひろげる」を意識することからはじめよう
◎「なぜか答えが出ない」ときの最終兵器
2 「ひろげる」を使わないと解けない! 図形の問題──① 166
◎「内側」がダメなら「外側」に注目しよう
3 「ひろげる」を使わないと解けない!図形の問題──② 170
◎「基本図形」が見えれば解けたも同然
◎「ひろげる」問題は難問が多いが……
4 こんな方法があったのか!?線分図の究極の解き方 176
◎3つのポイントはマスターできたか?
◎もう、パターン化した勉強はやめなさい
5 複雑な旅人算……。どうやって攻略する? 182
◎「速さ」の問題にはさまざまなパターンがある
◎一見、複雑な問題に思えるけれど……
6 難問中の難問もこの考え方でスイスイ解ける!
◎「場合の数」の問題は、まずはこれをしてみる
◎ここでも「ひろげる」が大活躍
◎だから算数・数学はおもしろい
第6章 この実践問題で、3つの考え方は完璧にマスターできる!
1さあ、実際の問題をあなた自身で解いてみよう 196
◎3つの考え方の可能性は無限大
◎「教え上手」な親になるために
2 3つの考え方をどう活用するか?──①簡単な割合を使った文章題 200
◎まず、問題を見たら確認すべきこと
◎次に、手がかりになる「条件」を集める
◎「わける」図を書いて式を組み立てる
3 3つの考え方をどう活用するか?──②式で表しにくいグラフの問題 208
◎ここに気づけば、とても簡単!
4 3つの考え方をどう活用するか?──③比で関係が表されている文章題 212
◎直接計算できない場合はどうするか?
5 3つの考え方をどう活用するか?──④補助線を使って解く図形の問題 216
◎円がらみの問題では、ここに注意
6 3つの考え方をどう活用するか?──⑤補助線を使わずに解く図形の問題 220
◎残る考え方はあと1つ!?
7 3つの考え方をどう活用するか?──⑥中学入試でも難問といわれる問題 224
◎特別な考え方を覚えなくても自然に解ける
◎わからないときは「原点」に戻ろう
8 「図で考える」方法をもっと深く理解するために 229
◎あなたは、何題解けましたか?
第7章 「本当の実力」をつけるために親としてすべきこと
1 子どもに「図で考える」習慣を身につけさせる3ステップ 232
◎まずは「小さな成功体験」を積ませよう
◎この達成感や驚きが成長の原動力になる
2 これができれば、子どもはどこまでも伸びていく! 237
◎多くの親がつい陥ってしまう落とし穴
◎「復習する」ということのもう1つの意味
3 この最後のひと押しで「本当の実力」がついてくる! 241
◎教えるべきことは意外なほど少ない
◎子どもがつまずいたときの2つの処方箋
◎準備はすでに整っている!
おわりに 伸びていく子どもの「本当の笑顔」に出会うために