第8章 随念業処の説示
[1] 死念
⑴ 死念の意義
⑵ 死念の修習
⑶ 死の想起
⑷ 死念の利益
[2] 身至念
⑴ 十四の節による身至念の修習
⑵ 身体の三十二の部分による身至念の修習
⑶ 身至念の修習法
① 七種の把持の巧みさ
② 十種の作意の巧みさ
⑷ 身体の三十二の部分の色と方位と場所と限界の把握
⑸ 取相・似相・安止の生起
⑹ 身至念の利益
[3] 出入息念
⑴ 十六の方法での出入息を説く経典
⑵ 経典の語句の説明
① 出入息の修習の初段階
② 第一の四者一組の修習(聖典の語句の説明)
⑶ 第一の四者一組の修習法
① 五つの段階
② 八種の作意の規定
⑷ その他の四者一組の修習法
⑸ 出入息念の利益
[4] 寂止随念
⑴ 寂止の意味
⑵ 寂止の修習法
⑶ 寂止隨念の利益
第9章 梵住の説示
[1] 慈の修習
⑴ 慈の修習の準備(瞋恚の過患と忍の利益)
⑵ 慈の修習の対象
① 初学者が避けるべき対象
② 不適切な対象
③ 自己に対する慈の修習
④ 愛する者に対する慈の修習
⑤ すべての者に対する慈の修習
⑥ 怨みのある者に対する慈の修習
⑶ 平等な慈の修習
⑷ 慈の聖典とその語句の説明
⑸ 様々な慈心解脱
⑹ 慈の修習の利益
[2] 悲の修習
⑴ 悲の修習の対象
⑵ 平等な悲の修習
⑶ 怨敵に対する悲の修習
[3] 喜の修習
[4] 捨の修習
[5] 梵住の特殊な説(雑多な説)
第10章 無色の説示
[1]空無辺処業処
⑴ 空無辺処業処の修習法
⑵ 聖典のことばと語義
[2]識無辺処業処
⑴ 識無辺処業処の修習法
⑵ 聖典のことばと語義
[3]無所有処業処
⑴ 無所有処業処の修習法
⑵ 聖典のことばと語義
[4] 非想非非想処業処
⑴ 非想非非想処業処の修習法
⑵ 聖典のことばと語義
[5] 無色定についての種々の説
⑴ 所縁の超越
⑵ 順次に精妙となる定
⑶ 非想非非想処は無所有処を所縁とする
第11章 定の説示
[1] 食厭想の修習
⑴ 語義の説明
⑵ 十の様相による食厭想の修習
⑶ 食厭想の利益
[2] 四界の識別
⑴ 四界の識別の聖典
① 『大念住経』の説
② 『大象跡喩経』の説
⑵ 四界の識別の修習法
① 慧の鋭敏な人の修習法
② 慧の鋭敏でない人の修習法
⑶ 十三の様相による修習法
⑷ 四界の識別の利益
[3] 定の修習のまとめ
[4] 定の修習の利点
第12章 神変の説示
[五神通の総説]
[1] 神変
⑴ 十四行相による神変の準備修習
⑵ 神変を説く聖典とその語義の説明
⑶ 十種の神変
⑷ 決意神変の種々相
⑸ 身自在神変の種々相
① 身自在神変を説く聖典
② 聖典の語句の解説
⑹ 決意神変と変化神変・意所成神変との差異
第13章 神通の説示
[2] 天耳通
[3] 他心智
[4] 宿住随念智(天眼智)
⑴ 宿住随念智を説く聖典と語義の解釈
[5] 死生智
[6] 神通の所縁:(神通についての種々の論)
⑴ 神変の所縁
⑵ 天耳通の所縁
⑶ 他心智の所縁
⑷ 宿住随念智の所縁
⑸ 天眼智の所縁
⑹ 未来分智の所縁
⑺ 随業趣智の所縁
第14章 蘊の説明
[1] 色蘊
⑴ 慧の分析
① 慧とは何か
② いかなる意味で慧か
③ 慧の特徴・作用・現状・直接的因
④ 慧の種類
⑤ 慧の修習法(慧地、慧根、慧体)
⑵ 色蘊
① 二十八種の色
② 色の分類
[2] 非色蘊
⑶ 識蘊
① 八十九心説
② 十四の心の作用
⑷ 受蘊
⑸ 想蘊
⑹ 行蘊
① 善心と相応する心所
② 不善心と相応する心所
③ 異熟無記心と相応する心所
④ 唯作無記心と相応する心所
⑺ 五蘊についての種々の論説
① 聖典の語の解釈
② 五蘊についての確定説
註
索引