出版書誌データベース

【本書の内容】
第一線捜査官のために、実務に即した捜査のポイントを分かりやすく解説する。令和5年・6年の入管法改正に対応するとともに、大幅に加筆修正し、関係書類の見本を添付した。

【本書のポイント】
●最新の法改正に合わせた第3版！
令和5年・6年の入管法改正を反映して加筆修正したほか、最新の情報を盛り込み、また、人身売買罪についても新たに書き加えるなど、大幅リニュ ーアル！資料編も追加！

●外事犯罪捜査の実務に即した捜査のポイントをわかりやすく解説！
「外事犯罪捜査に従事する第一線捜査官」のための、実務家必携ハンドブック。 外事犯罪の捜査のポイントを押さえており、実務に必要な知識・経験則を学ぶことができる。

●犯罪事実記載例集としても使用可能！この一冊で送致・起訴までOK
実務に必要な事案を網羅した犯罪事実記載例付き！①テーマごとの詳細な解説、②条文・罰条・法定刑の掲記、③捜査実務のポイントを押さえた注意書きにより、 理解が深まる。

＜第１編　外事犯罪　総論＞

■第１章　外国人犯罪の特徴と対策
第１節　外国人犯罪の特徴
第２節　外国人犯罪への対策

■第２章　外国人の出入国在留管理制度
第１節　はじめに
第２節　法令・組織
第３節　外国人の入国及び上陸
第４節　外国人の在留管理
第５節　出国
第６節　退去強制手続
第７節　難民認定手続

■第３章　外事事件の一般的捜査事項
第１節　外国人の身上確認
第２節　外国人に対する強制捜査
第３節　外国人の取調べ・供述調書作成
第４節　その他の留意事項

■第４章　国外における捜査
第１節　国外における捜査の必要性
第２節　証拠収集の具体的な方法
第３節　犯罪人の引渡し
第４節　刑罰の執行
第５節　犯罪人引渡しの実例

■第５章　即決裁判手続
第１節　即決裁判

＜第２編　外事犯罪　各論＞
（構成要件の概要、捜査方法、注意点、記載例等）

■第１章　出入国管理及び難民認定法違反の罪
第１節　旅券不携帯罪（２記載例）
第２節　不法入国罪（５記載例）
第３節　不法上陸罪（２記載例）
第４節　不法在留罪（９記載例）
第５節　不法残留罪（16記載例）
第６節　集団密航助長罪（７記載例）
第７節　不法入国等の幇助的行為、予備的行為の罪（６記載例）
第８節　虚偽申請罪（３記載例）
第９節　資格外活動の罪（８記載例）
第10節　不法就労助長罪（８記載例）
第11節　在留カードに関する罪（12記載例）
第12節　その他の入管法違反の罪
1　不法出国罪（2記載例）
2　難民認定に関する罪、退去強制手続に関する罪など（８記載例）

■第２章　出入国管理及び難民認定法違反以外の罪
第１節　旅券法違反（６記載例）
第２節　偽装結婚等（6記載例）
第３節　人身売買（５記載例）
第４節　マネーロンダリング（１記載例）
第５節　銀行法違反（２記載例）
第６節　不正輸出・不正輸入（３記載例）
第７節　外国公務員贈賄（１記載例）
第８節　海賊行為（１記載例）

■第３章　その他の資料編
第１節　外国人の氏名の記載（表記）方法
第２節　入管手続資料（２0２４年度版「出入国在留管理（出入国在留管理庁編）」より）
第３節　入管法施行規則別記様式

原案：桒名仁
元公証人

監：植村誠
元金沢地方検察庁検事正、公証人