インフォグラフィック制作ガイド
「関係」を可視化する情報デザインの手引き
著:櫻田潤
内容紹介
インフォグラフィック・デザイナーとして活躍する櫻田潤氏が、インフォグラフィックの基本知識と制作方法を、実践的な手順に沿ってまとめた一冊。「インフォグラフィックとは〈情報の関係〉を示すものである」という定義をもとに、「何をインフォグラフィックにするのか」「切り口はどう考えるか」「情報の関係をわかりやすく示すためのデザインの型とは」といった制作の知識や、スケジュールの取り方や見積もりの組み方、信頼性のある情報の調べ方など、現場で使えるポイントを具体的に提示しながら解説していきます。インフォグラフィックを使った企画を検討したい方、インフォグラフィックを制作する方、どちらにも役立つ制作ガイドブックです。
目次
はじめに
こんな方へ
本書の構成
インフォグラフィック事例ギャラリー
PART1 知識編
1-1 インフォグラフィックとは
情報を魅力的にするのがインフォグラフィック?
頭に"info" と付くのはなぜか?
路線図が表現しているのは何?
他のグラフィック表現との違い
インフォグラフィックとは
COLUMN:関係が意味を生む
1-2 インフォグラフィックの仲間
図解やアイコンはインフォグラフィック?
図解とグラフ
図解の良いところ
グラフの良いところ
図解・グラフと比べてインフォグラフィックの良いところは?
使い分けのポイント
図解・グラフの利用
ピクトグラムとアイコン
アイコンの利用
1-3 インフォグラフィックの価値
「情報」と「ビジュアル」の価値
2つの価値の関係
1-4 活用の背景
1.情報の視点
2.コミュニケーションの視点
ビジュアルの魅力で解決
1-5 インフォグラフィックの使い道
オンライン活用の契機
マーケティング利用の始まり
ビジュアル・コミュニケーションの勃興
オフラインとオンラインの違い
インフォグラフィックの使い道
有望な活用領域
1-6 信頼されるインフォグラフィックの要件
インフォグラフィックの3要件
COLUMN:制作者のクレジット表記
1-7 制作の流れ
インフォグラフィック制作の流れ
1-8 制作に必要なスキルセット
必要なスキルセット
3つのスキルの関係
企画と検証に必要なスキルは?
チームで作る場合
1-9 スケジュールと見積の考え方
スケジュールの組み立て方
スケジュールの落とし穴
スケジュールの目安
見積の考え方
PART 1を終えるにあたって
PART2 制作編
2-1 STEP 1:企画
STEP 1の成果物
まず考えること
企画の構成
COLUMUN:記憶に残るインフォグラフィック
2-2 STEP 2:情報収集
STEP 2の成果物
情報収集で意識すること
定番の情報収集
9つのアングルで情報を収集
9つのアングルの実践:Appleのカーボンニュートラル
イメージソース
2-3 STEP 3:情報整理
STEP 3の成果物
情報を整理する:5つの整理
5つの定番ソート
二次キーを使う
2-4 STEP 4:切り口の決定
STEP 4の成果物
なぜ切り口が必要か?
定番の関係
2-5 STEP 5:レイアウト設計
STEP 5の成果物
デザインを考えるときの土台
定番の6つの型
構成要素の基本① 共通要素
構成要素の基本② メインの要素
2-6 STEP 6:作り込み
STEP 6の成果物
仕上げのイメージ
装飾の目的
装飾の原則
色による装飾:基本の考え方
色を増やす場合
色の決め方
色選びで注意すること
カラーパレット実例
グラフィックによる装飾:基本の考え方
抽象化のコツ
グラフィック制作で注意すること
2-7 STEP 7:検証
STEP 7の成果物
チェックリスト
公開/納品
2-8 STEP 8:おさらい & 作ってみよう
成果物
STEP 1:企画
STEP 2:情報収集
STEP 3:情報整理
STEP 4:切り口の決定
STEP 5:レイアウト設計
STEP 6:作り込み
STEP 7:検証
完成したらどうする?
本書を読み終えたら、どうしたらいい?
おわりに
ISBN:9784802512497
。出版社:ビー・エヌ・エヌ
。判型:A5
。ページ数:248ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2024年03月
。発売日:2024年03月21日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AKC。