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Jレスキュー消防テキストシリーズ

検知の教科書 CBRN事態対処の基礎知識

著:浜田 昌彦
著:岩熊 真司

紙版

目次

はじめに
ーなぜ「検知の教科書」が必要なのかー
1章 検知とは何か
01 「検知」という言葉.v 02 検知原理にはどんなものがあるのか?
03 現場で何が知りたいのか〜待ちすぎは、失敗と同じ
04 検知器は支援ツール
[コラム]ノビチョクとは何か?
05 検知と同定.
[コラム]検知器の歴史を振り返るv 06 状況認識ソフトの重要性
日本版COBRA 、JWARNを求めて
07 日本にChain of Custodyは定着するのか?
08 検知器を選定する際の検討事項
09 トレース検知とバルク検知ー検知における新視点
10 検知器の交差感度と誤報、交差アレルギー

2章 化学剤検知の原理に詳しくなる
01 化学剤検知の原理とは.
02 IMS方式による有毒化学剤の検知
03 赤外吸光分光法とラマン散乱分光法による有毒化学剤の特定
04 GC/MS方式による有毒化学剤の分析
05 遠隔探知装置による有毒化学剤の検出
06 検知紙による有毒化学剤の検知
07 化学剤の検知訓練
08 有毒化学剤の基礎知識

3章 バイオ(生物剤)の検知とその特性
01 バイオ検知の必要性
02 PCR法による生物剤の検知
03 抗原抗体法による生物剤の検知
04 生物剤の基礎知識

4章 放射性物質、放射線の検知とモニタリング
01 放射線の存在を正しく知る
02 空間線量の測定
03 汚染検査
04 被ばく管理
05 放射線の基礎知識

5章 検知分野全体の動向
01 「ラマン」について..
02 革新的技術の紹介:超小型質量分析計MX908、
ウェアラブル、スタンドオフ
03 CBRNテロ現場での“サンプリング”とその重要性
04 検知におけるドローン活用
05 AIをCBRNにどう活用するか?
  ―米国の場合―
06 オリビエ・マットマンの検知技術
07 バージニアビーチでのラマンの活躍.
08 ラマンでバイオを検知する?!
09 時代はウェアラブルースマホやオーラリングが検知器にー
10 消防が、モバイルラボを持つ時代へ
―ポーランド消防の先進性―

6章 検知機器ガイド
Guide for Detection Equipment
化学剤検知器
放射線検知器
生物剤検知器
一般ガス検知器
各種検知器を使用した検知結果

7章 実施例【千葉市消防局のCBRNE訓練体制】
1.初動対応、2.ゾーニング、3.検知・分析、4.救出、5.拡散防止処置、
6.トリアージ・ナンバリング、7.脱衣・除染、8.CBRNEクラウドシステム(情報共有ツール)

8章 検知に関するQ&A

ISBN:9784802213776
出版社:イカロス出版
判型:B5
ページ数:184ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年12月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JP