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サイン、小サイン、探訪記 鉄道文字の探究者、奥深きサインの世界に出会う

著:中西あきこ

紙版

内容紹介

高度に技術的進化を遂げた新幹線にも、在来線同様に、駅や車両には多くの人に配慮した案内誘導サインを見ることができる。システムを追求したスマートな設えや一貫したデザインの中にも、現場では知恵をしぼり作った手製の案内板やホワイトボードなど、さまざまな工夫がある。こうした魅力を探り、ときに歴史を紐解き、現地へ赴きながら、「鉄道文字」の名付け親である著者が、その土地、その駅ならではのサインやピクトグラムの奥深さと出会う。

目次

【CONTENTS】

はじめに
その0 変幻自在のシンボル
 0キロポストからはじめよう
その1 具体とイメージのはざまで
 駅の中のピクトグラム
 新幹線のピクトグラム
 (現場の声)新幹線ピクトはこうして商品化された(東海キヨスク株式会社)
 (コラム)出口は伝えたい
その2 注意喚起の向こう側
 コメットおことわり
 (現場の声)乗客本位の発想で生まれた「お見送りエリア」(西日本旅客鉄道株式会社)
その3 安さと最短距離で誘う
 自由席を求めて
 一枚の料金表から
その4 待ち時間さえ楽しい
 位置について
 (現場の声)足元で主張する乗車口案内シート(株式会社保安サプライ)
その5 道に迷いはつきもの
 右か、左か
 (コラム)ようこその吸引力
その6 終わりと始まりのグラデーション
 ホームのオアシス
 さようなら、列車公衆電話
おわりに

ISBN:9784802213394
出版社:イカロス出版
判型:A5
ページ数:112ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2023年09月
発売日:2023年09月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TRF