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ラズベリーブックス ク2-36

海賊のキスは星空の下で

著:ジュリア・クイン
訳:村山 美雪

紙版

内容紹介

大人気ドラマ〈ブリジャートン家〉
原作シリーズ待望の最新刊!!

ブリジャートン家令嬢が海賊にさらわれた!?
でも実は船長には秘密が……


【あらすじ】
ブリジャートン子爵の姪ポピーは、2回目の社交シーズンを終え、婚約どころか気になる人もできず、退屈をもて余していた。そんな時、海辺の町に住む友人に誘われて屋敷に滞在することに。ひとり海岸の散歩を楽しんでいると、いかにも海賊が略奪品を隠していそうな洞窟を発見する。わくわくするポピーだったが、そこにはなんと本当に”海賊“がいて連れ去られてしまう。
私掠船の船長だというアンドルーは実は元海軍将校で、今は機密文書の受け渡しという政府の任務を帯びていた。おまけにポピーが自分の縁戚であることにも気づく。アンドルーの兄である次期マンストン伯爵がポピー従姉と結婚しているのだ。
ポルトガルへの航海は一刻を争うもので、すぐ解放することはできないが、ポピーの評判を守るには、失踪を内緒にするよう友人に手紙を送り、任務完了後に素早く帰すしかない。さらに船員たちにも存在を秘密にするため、ポピーはアンドルーと船長室で寝泊まりすることに。
はじめは憤慨していたポピーだったが、いつしかアンドルーとの会話を楽しむようになっていた。そしてアンドルーもポピーに惹かれて……。
好奇心旺盛な令嬢と、秘密を帯びた海賊。ふたりの恋の行方は――?

著者略歴

著:ジュリア・クイン
ジュリア・クイン
Julia Quinn
ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年に"Splendid"(邦題:『すみれの瞳に公爵のキスを』)で作家デビュー。2000年に発表した〈ブリジャートン家〉シリーズの第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作でついに受賞。その他2作品がRITA賞を受賞している。米国ロマンス作家協会殿堂入り。太平洋岸北西部に家族と在住。
訳:村山 美雪
村山美雪
Miyuki Murayama

東京都出身。出版社、外資系商社勤務を経て出版翻訳の道に入る。主な訳書にジュリア・クイン〈ブリジャートン家〉シリーズ、『レディ・オリヴィアの秘密の恋』、クリスティ・カーライル『退屈で完璧な公爵の休日』、セバスチャン・フォークス『ジーヴズと婚礼の鐘』(以上、竹書房) 『ヴィジュアル版 世界のティータイムの歴史』(原書房)などがある。

ISBN:9784801938557
出版社:竹書房
判型:文庫
ページ数:480ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年12月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB