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フォルチュニのマント

著:ジェラール・マセ

紙版

内容紹介

『失われた時を求めて』を裏返しに読む。
マルセル・プルーストと同じ1871年に生まれた天才芸術家マリアノ・フォルチュニ。作家は彼の創造する《衣装》をいかに効果的に織り込むか、その効果を周到に計算していた……
「官能を刺激し、詩的イメージを喚起し、そして苦痛をもたらす役割を、かわるがわる果たす」(プルースト)フォルチュニの絢爛たる衣装がもつ記憶の喚起力を紡ぎ出す。

目次

フォルチュニのマント
裏返されて仕立て直された衣服

注解
訳者あとがき

著者略歴

著:ジェラール・マセ
1946年、パリに生まれる。詩人、写真家。主な邦訳には、『最後のエジプト人』(白水社、1995年)、『記憶は闇の中での狩りを好む』(2019年)、『つれづれ草』(2019年)、『帝国の地図 つれづれ草Ⅱ』(2019年)、『オーダーメイドの幻想』(2020年、以上、水声社)などがある。

ISBN:9784801007543
出版社:水声社
判型:4-6
ページ数:162ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2023年11月
発売日:2023年11月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB