震える物質
著:ジェーン・ベネット
紙版
内容紹介
〈物‐力〉のもつネットワーク
「物」は私たちの経験にいかにして作用しているのだろうか? 私たちもまた「物」なのだろうか?
路上に滞留するゴミの群れ、ニーチェの食事療法、オメガ3脂肪酸の摂取と人間の感情、大規模停電、ES細胞研究、ダーウィンのミミズ……。
不活発で受動的だとされてきた物質のもつ媒介作用を豊富な例から析出し、人間と人間以外のものが連鎖・協働する世界=アセンブリッジを思い描く。物=生命の新たなポリティカル・エコロジー。
目次
謝辞
序
第1章 物の力
第2章 アセンブリッジの媒介作用
第3章 食べられる物質
第4章 金属の生
第5章 生気論でも機械論でもなく
第6章 幹細胞と生命の文化
第7章 政治的エコロジー
第8章 活力と自己利益
注
参考文献
人名索引
訳者あとがき
ISBN:9784801007284
。出版社:水声社
。判型:4-6
。ページ数:321ページ
。定価:3500円(本体)
。発行年月日:2024年02月
。発売日:2024年02月09日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。