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ゲルハルト・リヒター

著:林寿美

紙版

内容紹介

絵画という希望、希望としての絵画
「絵画の終焉」がささやかれて久しい現代においてなお、絵画を描きつづけること。写真を描きうつす〈フォト・ペインティング〉から、デジタルイメージをもちいた近作〈ストリップ〉まで、多岐にわたる作品を横断し、リヒターの制作理念を明らかにする。

目次

I 消えゆくイメージ
Ⅱ 偶然性と秩序
Ⅲ 世界を知るための「地図帳」
Ⅳ 視点の移動、時間の撹乱
Ⅴ 光と幻影
Ⅵ 美しいもの
Ⅶ イメージの映像化
Ⅷ 豊島プロジェクト――無用に捧ぐ

過去から未来へ――「あとがき」にかえて

著者略歴

著:林寿美
1967年、兵庫県に生まれる。国際基督教大学教養学部卒業。DIC川村記念美術館学芸員、国立国際美術館客員研究員などを経て、現在、インディペンデント・キュレーター。主な展覧会企画に、「ゲルハルト・リヒター ATLAS」展、「マーク・ロスコ」展、「ロバート・ライマン 至福の絵画」展、「ゲルハルト・リヒター 絵画の彼方へ」展、「トラベラー まだ見ぬ地を踏むために」展などがある。

ISBN:9784801006478
出版社:水声社
判型:A5
ページ数:163ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2022年08月
発売日:2022年08月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1D