出版書誌データベース

転職、副業、昇進、異動、独立。
自分が進むべきキャリアの道は、どこにあるのか？
【製本版（紙の書籍）限定、2つのシークレット購入特典あり】
全100篇のコラム形式、数々のリアルな職場エピソードが痛快で読みやすい、会社員の本音で書かれた「現代のキャリア指南書」。
会社に振り回されず、個人として「生き残る人材」になるための多くの実践的ヒントが散りばめられている。
他人事ではなく、筆者本人が自身のキャリアの節目節目で本気で悩み、考え、時に失敗し、その都度ベストな道を真剣に選んできたからこそ語れる、20代～40代キャリア構築の思考法。
過去の著作多数、「転職のプロ」として知られる筆者が初めて書いた、「転職以外の選択肢もある」という広範囲なキャリア論は、きっと、多くの迷える会社員を救う新時代の教科書になるはず。

はじめに

序章　キャリア選びのヒント
キャリアに正解はないが、「正しい選び方」は存在する
キャリア決定の5 つの要素
さあ、具体的に何をすればいい？

第1章 キャリアのルール
1 なんとなく今の仕事が好きではない、という人へ
2 「何も選ばない」を選んでいる自覚を持つ
3 仕事を頑張っていれば報われる、という嘘
4 やりたい仕事なんて、なくてもいい
5 会社にとって「都合の良い人」になってはいけない
6 この不平等な世界で、唯一「平等なもの」
7 ３年後の目標を設定しよう
8 戦略とは、「捨てる」こと
9 25歳までに「職歴」を手に入れる
10 30歳までに「武器」を手に入れる
11 35歳までに「安定」を手に入れる
12 人脈は大事だが、人脈に頼っている人は破綻する
13 プログラミングを学べば将来役に立つ？
14 最強かつ万能の「ポータブルスキル」とは？
15 AI に仕事を奪われる人・奪われない人
16 コンフォートゾーンから出るな。そこにいろ。
17 「会社の看板抜きの自分」の価値は何か
18 「市場価値」の正体
19 「やりがい」と「給料」のどちらを取るべきか
20 キャリア選択の2 つのタブー

ショートストーリー
お前のキャリアは、もう死んでいる。

第2章　配属のルール
21 きちんと「経験値」を貯めよう
22 20代で得た経験値で、キャリアの半分以上は決まってしまう
23 転職を考えるより先に、異動の希望を出す
24 人事異動はキャリアチェンジの正攻法
25 社外よりも、社内を見よう
26 自分で主張しなければ、希望は叶わない
27 異動の必要条件を明らかにする.
28 好奇心のない人に、機会は訪れない
29 経験を重ねるごとに、仕事はどんどん楽しくなっていく
30 ジョブローテーションの恐怖
31 社内公募には安易に飛びつかない方がいい
32 社内異動は何年まで待つべきか
33 人事異動の希望を叶える「最後の手段」
34 出産・育児・家事・介護との現実的な付き合い方
35 出産前後でのキャリアチェンジをどう考えるべきか？
36 ロールモデルは、社内には見つからない
37 プロパー組と転職組のアンバランスな事情
38 適材適所と、適応力
39 人事異動からは、一生逃げられない
40 会社と社員との関係性が変わり始めた

ショートストーリー
神に選ばれし7 つの強みを持つ男

第3章　出世のルール

41 どういう人がどういう人が出世の道に向いているのか？
42 管理職という「役」を演じる
43 出世の道 ＝ メンバーシップ型人材を目指すということ
44 会社員の8 割は、管理職になりたくない
45 会社員人生は、能力ではなく「好感度」で決まる
46 飲み会やゴルフは、意外とバカにできない
47 何を言うかより、「誰に言わせるか」
48 「コミュ力」は、スキルというよりテクニック.
49 最初の1 年の仕事振りで、社内評価の9 割は決まる
50 職場での評価を確実に上げる方法①
51 職場での評価を確実に上げる方法②
52 職場での評価を確実に上げる方法③
53 仕事は、感情的になったら終わり
54 配属ガチャよりも100 倍恐ろしい上司ガチャ
55 上司や人事の「期待している」を信じてはいけない
56 上司より優秀にならないと、管理職には上がれない
57 プレーヤーからマネージャーへの移行期に陥りがちな罠
58 自社の「昇進のための条件」を把握する
59 昇進には、例外的な「裏技」がある
60 管理職にならずに高年収を稼ぐ方法


ショートストーリー
タンバリンも実力のうち

第4章　転職のルール

61 2人に1人が「転職」を経験している時代
62 「優秀な人材ならすぐに転職できる」わけではない
63 退職金や生涯年収は気にしなくていい
64 新卒1 年目で転職をしてはいけない理由
65 転職のベストタイミングはいつか？
66 自己分析は、時間の無駄である
67 「年収が高い業界に行け」は嘘くさい
68 「未経験歓迎」に騙されてはいけない
69 自分を「誰に」「どうやって売るか」
70 「ニッチな分野の経験しかない」はチャンスに変わる
71 なぜ転職エージェントを利用するのか
72 良い転職エージェントの見分け方
73 あなたが書類選考を通過できない理由
74 面接は、徹底的に準備をすれば必ず勝てる
75 入社前に、明らかにヤバい会社を見分ける方法
76 中途入社で入ってはいけない会社・入るべき会社
77 「もう無理だ」と思ってから転職活動を始めるのでは遅すぎる
78 転職でキャリア一発逆転は可能か？
79 「 適職」などこの世に存在しない、あるのは「現時点でベストな職場」だけ
80 この世界には、2 種類のジョブホッパーがいる


ショートストーリー
14回の転職の果てに……

第5章　副業のルール
81 3 人に1 人が「副業」を経験している時代
82 Web とAI によって副業は一気に現実的になった
83 「一番稼げる副業」とは何か
84 「配達パートナー」と「せどり」はやめておけ
85 本業と同じ仕事を副業にしない方が良い理由
86 副業で月50 万円以上稼ぐための最低条件
87 まずは、本業をサウナのように「整える」
88 副業はやりたいけど、何をしたらいいかわからないという人へ
89 「副業禁止」の会社で働きながら、副業で稼ぐ方法
90 副業があるからこそ、本業が輝きを取り戻す
91 普通の会社員というキャリアは、もうオワコン
92 確定申告は、必ずしよう
93 個人事業主として「開業届」を出すメリット
94 法人化を検討するタイミングはいつ？
95 起業の目的は「社会を変えたい」や「事業拡大」だとは限らない
96 法人設立によって、見えてくる世界
97 「二足の草鞋を履く」という生き方もある
98 スモールビジネスの楽しさは、会社員の比ではない
99 一番大事なのは「選択肢」の有無.
100 これからの時代の本当の「安定」とは

おわりに

著：安斎響市
1987年生まれ。日系大手メーカー海外営業部、外資系大手IT企業の事業企画部長などを経て、2023年に独立。
「転職とキャリア」をテーマに、ブログ、note、X（旧Twitter）などで注目を集め、日本テレビ系列「スッキリ」、日経BP「日経トレンディ」、東洋経済新報社「東洋経済オンライン」、プレジデント社「プレジデントオンライン」など、多くのメディアで取り上げられている。
著書に、『私にも転職って、できますか？ ～はじめての転職活動のときに知りたかった本音の話～』、『転職の最終兵器
未来を変える転職のための21のヒント』、『すごい面接の技術 転職活動で「選ばれる人」になる唯一の方法』などがある。