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マンガでやさしくわかる知識創造

著:西原(廣瀬)文乃
絵:藤沢 涼生
著:ユニバーサル・パブリシング

紙版

内容紹介

職場で「新しい商品やサービスを出せ」「新しいことをやって付加価値をつけろ」「イノベーションを起こせ」となど言われ、悩まれている方も多いかと思います。
そんな方にお勧めしたいのが、「知識創造」を学ぶ本書です。なぜなら、知識は、21世紀の現代社会において、もっとも価値ある資源だからです。
では、知識とは何でしょうか?そうしたことも含め、本書ではマンガと解説を織り交ぜながら解説していきます。
本書で紹介する「知識創造」を実践すれば、イノベーションを起こすことにつながり、新たな価値を創造していくことができます。また、実践を通して、社内外の人たちとつながってその人たちの経験や知見を活かしたり、ご自身のリーダーシップの能力や組織の機動力を高めたりできます。
そして、人間としての自分の仕事に、自信をもてるようになるはずです。そのため、本書は、知識を創造するプロセスやしくみを学び、実際に行っていただくために、①知識創造について知ってもらう、②知識創造の実際のプロセスを追体験してもらう、③自分にもできる、自分もやろうと思ってもらう、の3点を重視しています。
知識創造理論は「実践してなんぼ」のものです。マンガの主人公たちの活動を参考に、ご自身の活動に活かしていただければと思います。

目次

まえがき
プロローグ なぜいま知識創造が必要なのか
第1章 思いを起点に、共感を基盤に、人を巻き込む
第2章 知識創造では「場」が大事
第3章 知識創造を推進するリーダーシップの能力とは
第4章 知識創造活動をイノベーションへつなげる
エピローグ 知識創造活動は「生きること」!

著者略歴

著:西原(廣瀬)文乃
名古屋大学法学卒業後、日本電気を経て一橋大学大学院国際企業戦略研究科博士後期課程修了(DBA)。現在、立教大学経営学部准教授。
組織的知識創造理論をベースに、新たな価値創造のプロセスや仕組みを研究。真善美や共通善の実現を目指すイノベーションやリーダーシップ、新たな価値を創造する場づくりや知のエコシステム、現在を起点に過去から未来へ向かう戦略的ナラティブ・物語り、企業やコミュニティ、プロジェクトチームなどにおける事例の研究を行っている。Scrum Inc.認定スクラムマスター(LSM)。
著書に『共感が未来をつくる:ソーシャルイノベーションの実践知』(野中郁次郎編著、千倉書房、2021年) 第5章2節「『金』は『銀』より偉い」、『イノベーションを起こす組織』(野中郁次郎・西原文乃、日経BP社、2017年)、『実践ソーシャルイノベーション』(野中郁次郎・廣瀬文乃・平田透、千倉書房、2014年)がある。

ISBN:9784800591647
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2024年01月
発売日:2024年01月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ