出版社を探す

「やってはいけない」子育て

著:中山 芳一

紙版

内容紹介

「自分のしかり方はこれでいいんだろうか」「子どもにどう接したらいいのだろう」と感じているママ必見!
今日から始められる、6歳からの子育てで「本当に大切にしたいこと」とは。

目次

はじめに

第1章 「やってはいけない」を避けると子どもが変わる
・子育ての「やってはいけない」、やっていませんか(やってはいけないこと≒子どもの権利を侵害することだった! 子ども基本法について)
・「やってはいけない」を避けるだけで、子どもは自然と伸びていく
・非認知能力ってどんな力?(非認知能力は自ら伸ばす力)
・非認知能力を伸ばせるのは幼少期だけではない
・人には気質と性格と人格がある
・子どもの数だけ正解がある(だからこそ「正解を求める」のではなく、まずは「やってはいけない」を避けることが大事)
・非認知能力を育てるためにできること

第2章 小学生ってどんな時期か知っていますか?
・子どもの発達段階を知ると、見る目が変わる(小学生がどのような時期かを知るのがなぜ大切なのか)
・児童期(学童期)の全体像
・身体的発育
・知的発達
・精神的・社会的発達
・理想の自分を目指して努力できるようになる「自己認識」を育てよう

第3章 「やってはいけない」を「子どもがのびのび育つ」接し方に変換しよう
・プラスαの子育てをする前に……
・やってはいけないことセルフチェック(20~25項目)
・「やってはいけない」を「子どもがのびのび育つ」行動に
(別紙のサンプルのような形で「やってはいけない」項目を解説)
・行動を変えるための「前向きなあきらめ」のすすめ(親と子どもは別人格)
・子どもにとって「ほめる」と「しかる」にはどういう意味があるのか
・「子どもも一人の人間である」ことを行動基準にする

第4章 自ら気づき、学ぶ子に育つために必要なもの
・非認知能力が育ち、子どもが自ら気づき、学ぶ子になる「体験」の力
・どんな体験をさせたらいいのか迷ったら
・体験をする前に気を付けたいこと(その体験は自分で決めてますか?)
・体験格差にご注意を!
・体験三昧にもご注意を!
・体験を経験と学びに変えるために

第5章 子どもがもっと成長する親のかかわり方
・不安になりすぎなくても大丈夫!
・大人が変われば子どもも変わる
・入口は人のため、出口は自分のため
・親としてのタイプを知ろう!—親としてのタイプ診断
・子育ての正解を探すより、親としてのスタンスを大切にしよう(親=木の上に立って見守る)

おわりに

著者略歴

著:中山 芳一
1976年1月、岡山県岡山市生まれ。岡山大学教育推進機構 准教授、専門は教育方法学。
岡山大学教育学部卒業後、1999年当時は岡山県内に男性たった一人といわれた学童保育指導員として9年間在職した。そこで、学童保育の研究が将来的な学童保育の充実に必要不可欠と確信し、教育方法学研究の道へと方向転換する。
以降は、幼児教育から学校教育まで、様々な教育現場と連携した実践研究を進める中、岡山大学で学生たちのキャリア教育や課外活動支援を担当している。そして、20年以上に及ぶ小学生と大学生に対する教育実践の経験から、「非認知能力の育成」という共通点を見出し、全国各地で非認知能力の育成を中心とした教育実践の在り方を提唱している。
また、学校や保育現場を中心に現地での非認知能力育成に関する助言等の要望が多く寄せられ、地元岡山県内だけでなく、大阪府、京都府、愛知県などの主要府県にも趣いて、現場の教職員と協働で様々な課題解決を行っている。

ISBN:9784800591203
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
判型:4-6
ページ数:264ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN