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やっかいな問題も、ひっくり返して考えれば大きなチャンスに変わる！
人生も仕事も好転する「反転」思考術

「問題をポジティブに変えられる人は決して負けることはない」
――グレッグ・マキューン

「いや、でも、前に失敗したし…」「いや、でも、前例がないし……」「いや、でも、やり方がわからないし……」
口癖のように、ついネガティブな接続詞で反応してしまう人。
そのネガティブな思考のクセが、あなたの成長とチャンスを妨げているかもしれません。

本書『ひっくり返す』は、問題をチャンスに変える画期的な思考術「フリップ（反転）思考」と、
その思考を実践するための15の戦略を提案する一冊です。

オランダでは出版史上最高の250週連続でランキング入りし、
IBM、ウォルト・ディズニー、キヤノンなど100社以上のグローバル企業でも導入されています。

◆フリップ思考は、あらゆる場面で活用できます！
・ビジネス問題解決
・ポジティブ思考
・アイディア発想
・イノベーション
・パートナーや子どもとのコミュニケーション


◆フリップ思考を実際に活用した、ユニークなエピソードも多数紹介！

あるIT企業は、コストをかけて育成した新入社員が、研修後すぐに競合他社に引き抜かれてしまうという問題に悩んでいました。
そこで経営陣は、「育成した社員全員を引き留めなければならない」という考え方を捨てました。そして、キャリアアップを目指す人たちに研修と教育を提供する子会社を設立するという、逆転の発想に切り替えました。
その結果、優秀な人材にとって親会社はより魅力的な職場となり、新設した子会社は人材育成事業として大成功を収めました。この会社は、社員が辞めるという「問題」を、人材育成という新たな「機会」に変えることで成功したのです。
（本文より要約）


仕事の課題、人間関係の悩み、子育てや恋愛まで、常識や前提にとらわれない人生を送るための一生モノのスキル、フリップ思考をぜひ手に入れてください。

はじめに
フリップ思考

【第１章　持ち物を確認する】
受け入れる
　１．物事は変化し、やがて終わる
　２．物事はいつも計画どおりに進むとは限らない
　３．人生はいつも公平とは限らない
　４．苦痛は人生の一部
　５．人はいつも愛情深く誠実とは限らない
正しく観察する
　焦点を狭めるほどチャンスに気づきにくくなる
　認知の歪み
　フリップ思考にどう活かすのか
「問題」とは、何だろうか？
　人生は欲求や期待に沿わないことが多い
変化への抵抗
　変化は好きですか？
反脆弱性　逆境を糧に成長する
　反脆弱性に委ねる
スタック思考　問題を最悪の事態に追い込んでしまうクセ
　スタック思考を生み出す悪循環
　推論の誤り
　スタック思考かえら得られる洞察
４つの質問　適切なときに適切な質問をする
　質問１．何が問題なのか？
　質問２．これは本当に問題だろうか？
　質問３．自分の期待や行動が間違っていないか？
　質問４．この問題は武器ではないだろうか？
フリップ思考の７つのポイント

【第２章　旅に出る】
４つのモード
◆「ラブ」モード
１．受容戦略
　まずは耳を傾ける
２．待機戦略
　潜在意識の力
３．増幅戦略
　小さな増幅が大きな効果につながる
４．リスペクト戦略
　相手を認知する
　相手が望むものを与える
　同意したふりをする
　相手の大切なものを尊重する

◆「ワーク」モード
５．七転八起戦略
　セレンディピティ
６．フォーカス戦略
　陥りがちな目標設定の間違い
　目標設定のテクニック
７．見直し戦略
　新たな用途に気づかせる
　未来を想像する

◆「バトル」モード
８．切り捨て戦略
　廃れる前にやめる
　うまくいっていないことをやめる
　分解して取り除く
　思い込みを捨てる
９．取り込み戦略
　批判者に参加してもらう
10．コラボ戦略
　Win-Winの関係
　敵を頼る
　名誉ある撤退をさせる
　問題を交換する
　互いに利用し合う
　とことん利用する
11．動機づけ戦略
　希少性
　返報性
　一貫性
　自律性
　人々の欲求を活用する

◆「ゲーム」モード
12．さらけ出し戦略
　問題を活用する
　弱点をさらけ出す
　謙遜する
　苦難を隠さず、明らかにする
13．ロールチェンジ戦略
　その行動は、逆効果
　ミラーリング
14．ディスラプト（型破り）戦略
　常識から抜け出す方法
15．逆転戦略
　リフレーミング
　不幸中の幸い
　手順を逆転させる

第３章　最後に
フリップ思考 15の戦略
船を出そう

編集後記

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