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現代という時代の自己理解―大学・研究=教育の自由・責任

テオドール・リット『人間と歴史―論理とエートスに徹する歴史哲学者の提言』

編:小笠原 道雄
編:野平 慎二
原案:テオドール・リット

紙版

内容紹介

対立する東西の政治原理やイデオロギーを止揚し、同時代の社会秩序と個人との間の絶え間ない葛藤を真摯に見据えた「自己理解」は、現代社会における科学・学問のあり方に通底する痛烈な批判を投げかける―。リット晩年の論集『東西対立の光に照らした科学と人間陶冶』(1958)より二篇、最初の単著論文集『歴史と生』(1918)より一篇を編纂収録。

目次

課題設定 はしがき (小笠原道雄)
-大学における研究=教育の自由と責任を考えるにあたって
序文 (野平慎二)
凡例
Ⅰ 時代の転換期における大学
Ⅱ 現代という時代の自己理解
Ⅲ 現代を歴史的に理解する
解説 (野平慎二)
あとがきに代えて-日本学術会議問題をめぐって (小笠原道雄)

ISBN:9784798917191
出版社:東信堂
判型:A5
ページ数:240ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2021年11月
発売日:2021年11月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA