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経営理念やミッション、パーパスを作成しても、現場の社員に浸透せず、形骸化してしまう――これは多くの経営者が抱える共通の課題です。

本書では、「パーパスブック」という実践的な手法を活用し、経営者と従業員が共にパーパスを深め、継続的に浸透させる具体的な方法を紹介します。

著者は23年間にわたり4社の経営に携わり、実際に組織を変革してきた経験を持つ経営者です。本書は、経営理論だけでなく、現場で培った確かなノウハウに基づいて書かれています。

★本書の３つのポイント
☑ パーパスブックを活用し、継続的に従業員のパーパス意識を高める実践的手法を解説
企業理念が社内に浸透しない原因を分析し、パーパスブックを用いた効果的なアプローチを詳しく説明します。

☑ 経営者自身の「思い」を育て、強くする方法を伝授
パーパスを浸透させるには、経営者の強い思いが欠かせません。しかし、それを継続することに自信がない方も多いのが実情。本書では、経営者の「思い」を育て、揺るぎないものにする方法を具体的に解説します。

☑経営者だけでなく、各部門のリーダーに向けた実践的アドバイスも充実
パーパスの浸透は経営者だけの仕事ではありません。各部門のリーダーがどのように考え、行動すべきかを示し、組織全体でパーパスを実現していくための実践的ノウハウを提供します。

従業員と経営者が共にパーパスの実現に向けて成長するための、極めて実践的で活用しやすい一冊です！

著：松本康一郎
株式会社アウトエッジ　代表取締役
JICA（国際協力機構）経営指導専門家
松下幸之助氏の「人間大事の経営」に感銘を受け、松下（現パナソニック）に入社。その後、シカゴ大学でMBAを取得し、経営を究める道を歩む。規模や業種の異なる4社で23年間トップとして実績を重ねる。外資系の経営者として本社の指示に従い大規模なリストラをやむなく行い、リストラに反対した自らもリストラをされた経験から「人を大切にする経営」の重要性を実感。経営理念の浸透、新規事業開発、人材育成に重点を置く独自の手法を確立。撤退寸前で債務超過10億円、8年間連続赤字の企業を、毎年10億円規模の新製品を創出し業界トップメーカーへと再生。さらに、営業利益▲20%の企業を5年間で黒字率8.5%に改善するなど、数々の成果を実現。現在はこの手法を国内外で300社以上に指導し、JICA講師としても活躍。日本と海外の経営者を支援し続けている。