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カバールの捏造情報拡散機関フェイク・ニューズメディアの真っ赤な噓

著:西森マリー
監:副島隆彦

紙版

内容紹介

日本のメディア批判の本は多いが、日本の主要メディアが「真実そのもの」と信じて疑っていないアメリカ・メディアがいかに噓情報=フェイクニュースばかりを拡散しているかについての本は少ない。それを言ってしまうと、検証もせず、アメリカ主要メディアが流すニュースをただ垂れ流しているだけの日本の主要メディアの存在そのものが、崩壊の危機に立たされるからだ。
現在、連日のように報道されているウクライナ情勢も、アメリカ・西ヨーロッパ発の情報しか日本の大手メディアでは流れない。ロシアの情報統制は批判するが、自らが情報統制されているとはおくびにも出さない姿勢には、正直うそ寒くなる。
本書は、前作『ハリウッド映画の正体』で、娯楽産業としての映画が、大衆を洗脳するための道具に使われている実態を暴いたのに続き、第4の権力と言われることがあるメディアが、実際は人々の思想や行動を操縦するためにいかに精緻に計算しつくされた捏造情報を拡散しているかの驚愕の実態を、アメリカ在住のジャーナリストである著者が、アメリカの代表的メディアを槍玉に挙げて解説する。その背後に浮かび上がるのは、世界人類の99.99%を支配している「カバール」と「ディープステイト」が仕掛けているマインドコントロール、サイオプ(心理操作作戦)である。

自分がやった偽旗(フォールス・フラッグ)作戦を政敵になすりつける悪魔
CNN、NBC、ABC、CBS、FOX、MSNBC、WaPo紙、NYT紙、WSJ紙…
もう2度とお前たちには騙されない!
パンデミック、ロックダウン、ワクチン接種はグレイト・リセットと人口削減のための手段/報道されないウクライナ戦争の真実/トランプ大統領帰還間近

【章目次】
第1章 ロシアの脅威を煽るためのプロパガンダ
 1 ウクライナをめぐる真っ赤な噓
 2 ロシア疑惑
第2章 悪魔崇拝隠蔽工作
 1 ジョンベネ
 2 マレーシア航空
第3章 銃没収のためのグラディオ(偽旗工作)
 1 補正第2条
2 学校乱射事件
 3 パークランド
第4章 民主党と共和党が対立していると見せかけて分割統治をしやすくするためのミスディレクション
 1 中絶
 2 BLM
 3 白人警官による黒人殺しのニュースの噓
 4 「白人優越主義者による国内テロ」という架空の脅威
第5章 洗脳教育から注意をそらすための偽情報
 1 CRT
 2 ドント・セイ・ゲイ
 3 司法省が親をターゲット
第6章 バイデンを善人、トランプ大統領を悪人に見せるための作り話
 1 ハンター・ラップトップ
 2 インフレ
 3 不法移民
 4 偽情報取締
 5 〝トランプ大統領は人種差別主義者〟
 7 議事堂襲撃
第7章 ワン・ワールド導入のためのサイオプ(心理操作作戦)
 1 国連
 2 コロナ

目次

監修者のことば
まえがき

第1章 ロシアの脅威を煽るためのプロパガンダ
 1 ウクライナをめぐる真っ赤な噓
フェイク!「凶悪なロシアが罪のないウクライナを侵略した」
 ■ステイ・ビハインド作戦
 ■ウクライナ政府によるロシア系住民のエスニック・クレンジング
 ■プーティン大統領の「開戦演説」(2022年2月24日)
 ■プーティンはカバールと戦っている

 2 ロシア疑惑
フェイク!「トランプとロシアのアルファ銀行はヒラリーを倒すために密かに共謀していた」
 ■〝ロシア疑惑〟の噓をめぐる裁判

第2章 悪魔崇拝隠蔽工作
 1 ジョンベネ
フェイク!「ジョンベネ・ラムジー殺害事件は迷宮入りだが、両親か兄が殺したと思われる」
 ■悪魔崇拝ペド儀式
 
 2 マレーシア航空
フェイク!「マレーシア航空17便はロシアに狙撃された」
 ■真実はウクライナが撃墜した
 ■MH017便のすぐそばを飛んでいた2機のウクライナ戦闘機
 ■ホルマリン漬けだった死体
 ■マレーシア航空370便失踪事件
 ■カバールの一石四鳥のグラディオ

第3章 銃没収のためのグラディオ(偽旗工作)
 1 補正第2条
フェイク!「ハンティングや自己防衛にAR15は要らないので、AR15所持権は補正第2条で守られた権利ではない」
 ■自由とは戦って勝ち取り、守らねばならないもの

 2 学校乱射事件
フェイク!「銃擁護団体のデータによると、アメリカの学校では1日おきに乱射事件が起きている」
 ■ニューヨーク州バッファロー
 ■テキサス州ユヴァルディ
 ■アメリカ国民から銃を取り上げるためのグラディオ

 3 パークランド
フェイク!「パークランドの学校乱射事件は、白人至上主義者の反抗だった」
 ■デイヴィッド・ホグの正体

第4章 民主党と共和党が対立していると見せかけて分割統治をしやすくするためのミスディレクション
 1 中絶
フェイク!「中絶は女性の基本的人権で、中絶反対者は人種差別主義者だ」
 ■社会科学を支配したロックフェラー家
 ■マーガレット・サンガー
 ■「プランド・ペアレントフッド」の真実
 ■カバールの優生思想
 ■「中絶非合法」という誤報
 
 2 BLM
フェイク!「BLMブラック・ライヴズ・マターは人種差別が浸透したアメリカ社会の不正から黒人を守るための正義の組織」
 ■BLMの来歴
 ■暴徒と化すデモ隊
 ■BLMの資金源
 
 3 白人警官による黒人殺しのニュースの噓
 フェイク !「アメリカでは人種差別主義者の白人警官による黒人殺害が日常茶飯事と化している」
 ■真実のデータ
 ■オバマが仕掛けた人種間対立
 ■ジョージ・フロイド事件

 4 「白人優越主義者による国内テロ」という架空の脅威
 フェイク !「アメリカの安全を脅かす最大の脅威は白人優越主義者」
 ■下院公聴会

第5章 洗脳教育から注意をそらすための偽情報
 1 CRT
フェイク !「人種差別撤廃と黒人やヒスパニックの自尊心形成、地位向上に欠かせない教育であるCRT(クリティカル・レイス・セオリー。すべての白人は人種差別主義者だという仮説)を拒絶する人間は人種差別主義者だ」
 ■クリティカル・レイス・セオリー
 ■糾弾される〝ホワイトネス〟
 ■驚くべきCRT教育
 ■「エクイティ」とは何か

 2 ドント・セイ・ゲイ
フェイク !「LGBTQ(異性愛者以外の人々)差別者のフロリダ州知事が学校で同性愛否定教育を強要する法律を制定した」
 ■LGBTQ性教育
 ■LGBTQ洗脳教育を支援する大口献金者たち

3 司法省が親をターゲット
フェイク !「司法省は学校の方針に反対する親をテロリスト扱いしていない」
 ■実際は親たちを威嚇

第6章 バイデンを善人、トランプ大統領を悪人に見せるための作り話
 1 ハンター・ラップトップ
フェイク !「《ハンター・バイデンのラップトップからバイデン一族の汚職を証明するメールが発見された》という報道は、ロシアの偽情報である」
 ■真実を伝えない大手メディア

 2 インフレ
フェイク !「インフレは一過性のものだ」
 ■CBDCへ移行するための準備

 3 不法移民
 フェイク !「国境はしっかり警備されている」
 ■真実は2021~2022年で350万人以上の不法入国者

 4 偽情報取締
 フェイク !「国土安全保障省は、外国発の偽情報を取り締まるために偽情報統制委員会 Disinformation Governance Board を設置した」
 ■本当は〝真実抑制委員会〟

 5 〝トランプ大統領は人種差別主義者〟
フェイク !「トランプは人種差別主義者だ」
 ■トランプ大統領のシャーロッツヴィル発言
 ■オバマより黒人のための施策に貢献したトランプ大統領
 ■シャーロッツヴィルの真実

6 〝2020年の選挙は安全だった〟
フェイク !「2020年の選挙は、最も安全な選挙だった」
 ■実際は「最も腐敗した」選挙
 ■シドニー・パウエルが起こした訴訟で分かったこと
 ■インチキし放題の電子投票機を導入するために2000年から計画

 7 議事堂襲撃
 フェイク !「2021年1月6日、選挙で負けたことを認めないトランプ大統領の扇動に乗ってトランプ支持者が議事堂を襲撃して謀反を起こした。これは、真珠湾攻撃、ウォーターゲート事件、9・11のテロを凌ぐ民主主義への激しい攻撃だった」
 ■トランプ大統領とトランプ支持者を陥れるための偽旗作戦

第7章 ワン・ワールド導入のためのサイオプ(心理操作作戦)
 1 国連
フェイク!「国連はウクライナ救援のためにもっと力を入れるべき」
 ■創設時からの悪魔崇拝
 ■アジェンダ21はワン・ワールド政府を目指す行動計画

 2 コロナ
フェイク!「コロナウイルスのワクチンは効果的、かつ安全だ、と科学が証明している」
 ■ファイザー社の報告書
 ■ワン・ワールド化のための手段
 ■カバールの人口削減作戦150年史
 ■カバールが考える人類家畜化のためのステップ
 ■事実検証機関を牛耳って、真実が表に出ないようにする
 ■ハラリの不気味なコメント

あとがき

著者略歴

著:西森マリー
西森マリー(にしもり まりー)
ジャーナリスト。エジプトのカイロ大学で比較心理学を専攻。イスラム教徒。1989年から1994年までNHK教育テレビ「英会話」講師、NHK海外向け英語放送のDJ、テレビ朝日系「CNNモーニング」のキャスターなどを歴任。1994年から4年間、ヨーロッパで動物権運動の取材。1998年、拠点をアメリカのテキサスに移し、ジャーナリストとして活躍している。著書に『ディープ・ステイトの真実』『世界人類の99.99%を支配するカバールの正体』『カバールの民衆「洗脳」装置としてのハリウッド映画の正体』(以上、秀和システム)他多数。
監:副島隆彦
副島隆彦(そえじま たかひこ)
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。主著に『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社+α文庫)、『決定版 属国・日本論』(PHP研究所)、近著に『プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする』(秀和システム)、『有事の金。そして世界は大恐慌へ』(徳間書店)、『ディープ・ステイトとの血みどろの戦いを勝ち抜く中国』(ビジネス社)他多数。

ISBN:9784798067810
出版社:秀和システム
判型:4-6
ページ数:288ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB