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狩猟を仕事にするための本

著:東雲 輝之

紙版

内容紹介

狩猟で生きる。狩猟をマネタイズし、ビジネスとして考えるための本。実際に狩猟で生活しているプロフェッショナル達の事例も豊富に紹介。夢だけで語らず現実をしっかり踏まえた内容。イラスト豊富でわかりやすい。

目次

●0章 『猟師プロファイル』
0.1 狩猟で6次産業化を目指す「奥日田獣肉店」
0.2 高付加価値で収益UP「しかや」
0.3 猟具製造で法人成りを実現「太田製作所」
0.4行政と猟師を繋ぐ仕組み作り「ちづDeer's」
0.5 銃猟のみで年間170等「りょう@ハンター」
0.6狩猟業はコミュニティ作りから「もっち」
0.7田舎でリモート狩猟の副業化「uri」
0.8 狩猟業界は情報の宝庫、猟師ライター『東雲輝之』

●1章 鳥獣駆除・防除・管理成果報酬型ビジネス
1.1 野生動物被害とは何か?
1.2変化する野生鳥獣の生態・外来生物問題
1.3 野生動物との関わり「駆除・防除・管理」の思想
1.4 現代型猟師という生き方
1.5 現在の鳥獣駆除・管理体勢の仕組み
1.6 農林水産省が行う『有害鳥獣駆除』
1.7 市町村が実施する『管理捕獲』
1.8 環境省・林野庁が実施する『指定管理事業』
1.9 『サラリーマン猟師』という生き方
1.10 イノシシの被害、その対策と駆除方法
1.11 シカの被害、その対策と駆除方法
1.12 クマの被害、その対策と駆除方法
1.13サルの被害、その対策と駆除方法
1.14 カラスの被害、その対策と駆除方法
1.15 アライグマの被害、その対策と駆除方法
1.16 アナグマの被害、その対策と駆除方法
1.17 その他の外来生物の被害とその傾向
1.18 駆除個体の処分方法と利活用

●2章 ジビエ製造・販売ビジネス
2.1 注目を集める国産『ジビエ』
2.2 ジビエ市場のこれまでと動向
2.3 野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針
2.4 解体処理場建設の要件と建設例
2.5解体処理場に必要な設備・道具
2.6 屠体の入荷・搬入
2.7 洗浄・腹抜き
2.8イノシシ・シカ解体(枝肉)
2.9 イノシシ・シカ解体(精肉)
2.10 小型獣の解体
2.11 ジビエの販売戦略(マーケティング)
2.12 解体施設への屠体の持ち込み(屠体販売)
2.13 ジビエの飲食店利用 (解体場を通さない方法)

●3章 『狩猟マテリアル・猟具物販ビジネス』
3.1 野生動物から得られる様々なマテリアル
3.2 角・スカルの活用・販売方法
3.3 皮の利用
3.4 ペットフードへの利用
3.5 残滓の堆肥への利用
3.6 猟具の製造・販売
3.7 くくりわなの製造販売
3.8 箱わなの製造販売
3.9 その他狩猟用品の販売(止め刺し器・ナイフ等)
3.10 銃砲店をはじめる
3.11 銃砲業界のこれまでの展望
3.12 銃の販売と要件・法規
3.13 銃の輸入・税関・輸送
3.14 猟銃用火薬類の販売に関する法規
3.15 猟銃用火薬類の保管

●4章 『狩猟レジャー・情報発信型ビジネス』
4.1 狩猟のエコツアー的側面
4.2 罠シェアリング (罠オーナー制度)
4.3 ハンティングスクール
4.4 猟場ガイド
4.5 エアライフル猟ガイド
4.6 情報発信と集客(SNSマーケティング)
4.7 ジビエの分配に関する注意点
4.8 狩猟業の情報発信の注意点(広告付け問題)
4.9 参加料の値段付け・参加者への傷害保険
4.10 情報リソースとしての狩猟業の展望
おわりに
協力者一覧

著者略歴

著:東雲 輝之
北九州高専卒業、九州工業大学大学院修了後、エンジニアとしてガチガチの理系サラリーマン生活を送るなか、釣りや狩猟、キノコ狩り、スピアーフィッシングなど自然の中から食料を得て美味しくいただく『キャッチ&イート』を趣味で行う。
理系的な視点から解析して情報を組み立てることを得意とし、処女作『これから始める人のための狩猟の教科書』を執筆後、ライター&イラストレーターとして様々なアウトドア分野で解説本等を執筆する。

ISBN:9784798063799
出版社:秀和システム
判型:A5
ページ数:200ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SV