経済安全保障と先端・重要技術
実践論
著:風木 淳
内容紹介
◆具体的に何が経済安全保障上問題となるのか―実務の観点から、領域や技術ごとのケース・スタディを通じた実践論を説く◆
実務に精通し、第一線で活躍する著者が、米国、中国、欧州及び日本の政策動向を俯瞰し、1冊にまとめた貴重な書。世界経済と安全保障をめぐる動きが一層激しくなってきた今、研究やビジネス、学習に幅広く有用の書。
目次
『経済安全保障と先端・重要技術―実践論』
風木 淳(政策研究大学院大学政策研究院参与) 著
【目 次】
・はしがき
◆第1章 経済安全保障と先端・重要技術を巡る世界の動きと定義
1 概観・経済安全保障の定義
2 米国が展開する主要な経済安全保障政策
3 中国が展開する主要な経済安全保障政策
4 EUが展開する主要な経済安全保障政策
◆第2章 日本の政策展開(経済安全保障と先端・重要技術)
1 概 観
2 産業構造審議会安全保障貿易管理小委員会の中間報告2019
3 統合イノベーション戦略2020
4 科学技術政策のこれまでの流れ
5 防衛技術・装備政策との関係
6 成長戦略実行計画・骨太方針・統合イノベーション戦略2021及びその後2022年の動き
7 骨太方針・成長戦略のこれまでの流れ
◆第3章 経済安全保障推進法と先端・重要技術/国家安全保障戦略における位置付け
1 経済安全保障推進法の4本柱
2 特定重要技術研究開発の柱(基本指針等)
3 今後の課題
4 国家安全保障戦略における経済安全保障と先端・重要技術
◆第4章 経済安全保障と企業経営・対外経済政策(通商政策)
1 企業経営の視点/企業関連の規制措置(輸出管理、投資管理等)
2 通商政策と経済安全保障の関係
3 通商政策の執行面(紛争処理、経済威圧への対抗、貿易救済措置含む)
◆第5章 ロシアのウクライナ侵略・経済制裁と先端・重要技術(ケース・スタディ)
1 経済制裁の経緯
◆第6章 経済安全保障と先端・重要技術のケース・スタディ
1 経済安全保障と半導体
2 経済安全保障と量子
3 経済安全保障とAI
4 経済安全保障とバイオテクノロジー
5 経済安全保障とレアアース(特に輸出規制関係)
6 今後のケース・スタディ
・お わ り に
ISBN:9784797285055
。出版社:信山社出版
。判型:A5変
。ページ数:124ページ
。定価:1500円(本体)
。発行年月日:2023年04月
。発売日:2023年04月28日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LB。