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眼の奥に突き立てられた言葉の銛

目取真俊の〈文学〉と沖縄戦の記憶

著:鈴木 智之

紙版

目次

序:目取真俊を読むということ――コンタクトゾーンの〈文学〉
第1章:雛の一撃――初期短編小説作品における〈弱さ〉の反転
第2章:寓話的悪意――『水滴』『魂込め』における戦場の記憶の形象
第3章:顔のない記憶――『伝令兵』を読むということ
第4章:輻輳する記憶――『眼の奥の森』における〈ヴィジョン〉の獲得と〈声〉の回帰
あとがき

著者略歴

著:鈴木 智之
1962年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学者。法政大学社会学部教授。著書に、『村上春樹と物語の条件』(青弓社)。共著に『戦後・小説・沖縄』(鼎書房)、『失われざる十年の記憶』(青弓社)、『ケアとサポート社会学』(法政大学出版局)など。

ISBN:9784794967985
出版社:晶文社
判型:4-6
ページ数:212ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2013年03月
発売日:2013年03月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ