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アスリートのための解剖学

トレーニングの効果を最大化する身体の科学

著:大山 卞 圭悟

紙版

内容紹介

人体の「仕組み」を理解することで、
最高のパフォーマンスが生まれる――。

スポーツの現場にフォーカスした機能解剖学の専門家が、
パーツごとに「運動時の人体の状態」を詳しく解説。
最新のスポーツ科学の知見にもとづくアスリート必読の一冊!
【日本トレーニング指導者協会機関誌『JATI』の人気連載、待望の単行本化!】


〈効率の良い動き、理にかなった動きというものは、
必ずしも身体の構造や仕組みを理解していなくても実践可能です。
しかし、良い動きを戦略的につくりだしたり、無数にある選択肢の中から
最適のものを選び出すときには、構造に関する理解が大きな助けとなります。
自分の弱点を効率的に克服していくためにはどのような発想で、
何をトレーニングすればよいのでしょうか? 
ケガをして、ふだん難なくできる動作ができなくなったとき、
患部に負担をかけずに行えるトレーニングはどのようにデザインすればよいのでしょうか? 
こういった疑問に答える頼もしい道しるべとなるのが解剖学です。
そのような視点で身体や動きを見つめ直してみませんか?〉
(本書「はじめに」より)


「大山卞先生は、トップアスリートの競技歴(砲丸投げ、全日本実業団優勝他)をもち
、陸上競技連盟トレーナー(ユニバーシアード帯同、世界選手権での活動他)、
指導者(筑波大学陸上競技部)、研究者(筑波大学体育系准教授)としてご活躍中です。
つまり、本書は、アスリート、トレーナー、コーチ、研究者としての
経験、英智、オリジナリティが満載の1冊といえるのです」
(日本トレーニング指導者協会副理事長・有賀雅史氏による「推薦の言葉」より)

目次

Chapter0 答えは身体の中にある
Chapter1 解剖学概論
Chapter2 内転筋のはなし
Chapter3 股関節のはなし
Chapter4 ハムストリングスのはなし
Chapter5 足のはなし
Chapter6 肩のはなし
Chapter7 インナーマッスルのはなし
Chapter8 そのほかの筋・関節・骨のはなし

著者略歴

著:大山 卞 圭悟
大山 卞 圭悟(おおやま・べん・けいご)
1970年兵庫県西脇市生まれ。93年筑波大学体育専門学群卒業。修士(体育科学)。99年筑波大学体育科学系講師、2001年筑波大学大学院人間総合科学研究科講師を経て、13年より筑波大学体育系准教授(現在に至る)。99年より現在まで、筑波大学陸上競技部コーチ(主に投擲競技を担当、06~11年同監督)、日本陸連医事委員会トレーナー部委員を務める。99年、01年、05年ユニバーシアード陸上競技日本選手団トレーナー。JATIトレーニング指導者養成講習会講師(担当講義「機能解剖」)。著書に『トレーニング指導者テキスト 理論編改訂版〔分担執筆〕』『コンテクスチュアルトレーニング〔監訳〕』(いずれも大修館書店)、『解剖学』(化学同人)がある。

ISBN:9784794224538
出版社:草思社
判型:4-6
ページ数:352ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2020年06月
発売日:2020年06月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SC